大阪の小学校の子どもが、周囲に聞こえないほどの声で
「コイツ、ウザッ」
「どっか行け」
「死ね」
と呟き出したのはいつ頃からだろう。
もちろん、限られた少数の子たちだが、
クラスに一人は確実に存在するのではないだろうか。
独り言風にボソっと言うので、
誰のことを言っているのかも分からないことがある。
そういう子は、どちらかというとクラスで弱い立場の子だ。
自分が言われてきた言葉を、
周囲に返しているように見える。
こうした状況の以前に、
もっと大声で同様の言葉を怒鳴りちらかす子がいた。
いわゆるクラスの権力者だ。
教師が指摘すると、エヘラエヘラ笑ったりするが、
大多数の子どもたちには十分な威嚇行為だ。
権力者は決してクラスメートから信頼されていないのに、
彼(大方は男の子)の命令には逆らえないヒエラルヒーのようなものが、
教師が放っておくとあっという間にできる。
大阪では、かなり一般的な現象だった(今もそうかな?)。
私の経験では1995~2000年ぐらいを境に
そうなってきた感触がある。
保護者同士のコミュニケーションも難しくなり、
40代のお母さんが、
「5歳年下とはもう全く話ができません。
私らとは、価値観が違いすぎて・・・」
と、PTA会の後でこっそり話してくれたことがあった。
現在、現場で働く大阪の教師たちは
本当に苦しいだろうと思う。
どこにも灯りが見えない状態ではなかろうか。
親も子も直感的、感覚的にものを言う。
思考しない。
(嫌だな)と感じたら、排斥する。いじめる。
そんな傾向が甚だしくなってきた。
嫌になった原因や根拠を考える時間を自分に与えない。
ただ脳みその表面を流れていく汚い言葉の洪水。
インターネット上でも
これと同じ現象が起きている。
思考回路を修復し、復活させるにはどうしたらいいのか。
と言うか、修復は可能なのだろうか。
とりあえず、自分は排斥しない。いじめない。
そして、いじめられたくもない。
なので、そのために、
自分が存在することと同等の権利を持って、
他の人も存在することを意識する。
他の人の立場から物事を考えてみる。
異論を即座に拒絶せず、多角的に分析する。
皆がそんな思考習慣を身につけたら、
排外主義は克服できる。
ということで、修復の可能性は、あるな、きっと。(*´∀`*)
「コイツ、ウザッ」
「どっか行け」
「死ね」
と呟き出したのはいつ頃からだろう。
もちろん、限られた少数の子たちだが、
クラスに一人は確実に存在するのではないだろうか。
独り言風にボソっと言うので、
誰のことを言っているのかも分からないことがある。
そういう子は、どちらかというとクラスで弱い立場の子だ。
自分が言われてきた言葉を、
周囲に返しているように見える。
こうした状況の以前に、
もっと大声で同様の言葉を怒鳴りちらかす子がいた。
いわゆるクラスの権力者だ。
教師が指摘すると、エヘラエヘラ笑ったりするが、
大多数の子どもたちには十分な威嚇行為だ。
権力者は決してクラスメートから信頼されていないのに、
彼(大方は男の子)の命令には逆らえないヒエラルヒーのようなものが、
教師が放っておくとあっという間にできる。
大阪では、かなり一般的な現象だった(今もそうかな?)。
私の経験では1995~2000年ぐらいを境に
そうなってきた感触がある。
保護者同士のコミュニケーションも難しくなり、
40代のお母さんが、
「5歳年下とはもう全く話ができません。
私らとは、価値観が違いすぎて・・・」
と、PTA会の後でこっそり話してくれたことがあった。
現在、現場で働く大阪の教師たちは
本当に苦しいだろうと思う。
どこにも灯りが見えない状態ではなかろうか。
親も子も直感的、感覚的にものを言う。
思考しない。
(嫌だな)と感じたら、排斥する。いじめる。
そんな傾向が甚だしくなってきた。
嫌になった原因や根拠を考える時間を自分に与えない。
ただ脳みその表面を流れていく汚い言葉の洪水。
インターネット上でも
これと同じ現象が起きている。
思考回路を修復し、復活させるにはどうしたらいいのか。
と言うか、修復は可能なのだろうか。
とりあえず、自分は排斥しない。いじめない。
そして、いじめられたくもない。
なので、そのために、
自分が存在することと同等の権利を持って、
他の人も存在することを意識する。
他の人の立場から物事を考えてみる。
異論を即座に拒絶せず、多角的に分析する。
皆がそんな思考習慣を身につけたら、
排外主義は克服できる。
ということで、修復の可能性は、あるな、きっと。(*´∀`*)