いよいよ明日発つという最後の日、
3年生の4人(余さん、施さん、王博さん、王雅青さん)と
もう卒業生となった陳小雲さんが来てくれた。
4年間学生たちと一緒にやってきたのだ。
最後の日まで学生が来てくれるのは私にとってまたとない喜びだ。
今まで何回となく撮った宿舎でのスナップ写真。
まさに今日が撮り収めになる。
厳先生からいただいたスイカもひえに冷えて、みんなの喉を潤した。
最後の日にプレゼントしてくれたのは、
3年、4年が密かに寄せ書きを書き募っていたアルバム。
各ページに熱いメッセージが書き込まれていた。
12月の日付のもある。
メッセージを読みながら確認できた。
私たち(学生たちと私)は4年間、ここで一緒に歴史を作ってきたんだ・・・)と。
私たちだけの歴史だ。教科書には永遠に載ることはない。
しかし、それがどれほど大切な時間だったか、私たちは知っている。