毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「明日戦争がはじまる」 2014年7月23日(水)No.946

2014-07-23 23:41:24 | 反戦

元A級戦犯の鈴木貞一(東条英機の側近:陸軍中将)が

先の戦争の責任について、いみじくも次のように述べた。

「政治力が弱かった。

しかし、政治家は国民の基盤の上に立っているんだから、

政治家の責任にはできない。

世論の態度があいまいだったから、戦争になったのだ。

(国民がしっかりしていれば戦争は回避できた)。」

(1956年4月15日JOQR文化放送「マイクの広場」より)

 

(治安維持法やらで国民のものを言う権利をはく奪したお前が言うな!)

と非常に腹立たしく思うが、

今の日本の国民の態度のあいまいさについて

ギクリとする発言でもある。

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「明日戦争がはじまる」 宮尾節子

まいにち

満員電車に乗って

人を人とも

思わなくなった

 

インターネットの

掲示板のカキコミで

心を心とも

思わなくなった

 

虐待死や

自殺の頻発に

命を命と

思わなくなった

 

じゅんびは

ばっちりだ

 

戦争を戦争と

思わなくなるために

いよいよ

明日戦争がはじまる

 

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この詩はインターネットで話題にのぼり、

メロディをつけて歌う人もいるそうだ。

ある人はツイッターにこの詩を転載して、

「焼身自殺にもピンとこない、じゅんびばっちりな自分に驚いた」

と呟いた。

作者の宮尾さんは現代日本社会の人々の心を詩にしたという。

宮尾さんはこの7月2日、この詩の著作権を放棄した。

『どうぞご自由にお使いください。願わくば平和のために』と。

(参考:朝日新聞2014年7月9日‐板垣麻衣子記事)

 

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