大学に残って大学院受験の準備をしている日本語学科の3年生は3人。
今日は江西財経大学大学院進学を希望している楊さんのメールを紹介する。
4万人もの学生を抱える江財大だが、
進学組を除いて寮に居る者はなく、閑散とした夏休みの大学で、
単調さ、暑さ、不安感・・・、様々なものとの闘いを
今まさに展開している雰囲気が漂ってくる文である。
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今南昌の天気は女ごころのように変わっています。
昨日、暑すぎて人々は花が萎れるほど元気がありませんでしたけど、
今朝、急に大雨が降って、(やべえ、洗濯したばかりなのに、このままじゃダメだ)
と思いました。
ハハハ、こんなことにも、もう慣れてしまいました。
クラスメートはだいたい家に帰って、キャンパスに人は少ないです。
ちょっと寂しい感じがします。
幸いに周文いくさんたちはここにいます。
毎日ロボットみたいに勉強、勉強、辛いけど、どうしようもありません。
複雑な気持ちになって、焦る時、
自分はどうしてこの道を選んだのかと悩んでしまいます。
ストレスを解消するために、毎晩バスケをしたり、ジョギングしたりして、
時々時間の無駄だと思います。
他の人は時間を大切にして一生懸命勉強しており、
自分はチャンスを作って遊ぶばかりです。
辛い時もあるし、楽しい時もあります。
楽しさは辛さに伴って、感動させられたり、泣かせられたりします。
先生、下の写真はまだ覚えていますか。
左から三つの人は柏原崇だと分かります。
先日、TVショ−で 彼を見て、資料室の写真の人は 柏原崇じゃないかと。
先生は彼のファンですか。彼は今監督として広州で番組を作っています。
では、楽しい毎日を過ごしますよう心から祈っております。
―――――――――――学生の楊文雅
「下の写真」とはこれである。私が資料室に貼って、4年間を共に過ごし、
そのまま置いて来たものだ。
左上に小さく『THE BLUE HEARTS』と判子を押してある。
左から3人目は、日本では言わずと知れたマーシー(真島昌利)だが、
中国(南昌)ではあまり有名ではない。
一度だけどこかのクラスで紹介した『リンダ リンダ』にも、無反応で(ダメだ、こりゃ)と諦めた。
「柏原崇」て、誰かな?_?