大学に残って猛勉強中の施芳芳さんから、江財大キャンパス写真続編が送られてきた。
動植物の多くはアジアの仲間で共通性がある(人間だって同じはず)。
施芳芳撮影の6枚に私の勝手な解説を加えてご紹介しよう。
1 ムラサキツユクサ。子どもの頃、北海道の道端でよく見かけた。
大阪にも分布しているが、微妙に違う。可憐じゃないと言うか……(笑)。
2 ツマグロヒョウモン。羽模様がこの前のとは少し違うが、
同じ仲間だと図鑑に書いてあった。
3 ナツアカネ?下の図鑑の写真より赤紫色が美しい。
(図鑑の解説)―――――――――――――――――――――――――――
http://www.insects.jp/kon-tonbonatuakane.htm
ナツアカネ
Sympetrum darwinianum
- 大きさ 33-41mm
- 時 期 6-11月
- 分 布 北海道・本州・四国・九州・奄美大島
アキアカネに似るが、やや小さい。成熟したオスは顔から尾の先まで全身が真っ赤になる。
平地や丘陵地の池、水田などで普通に見られるが、アキアカネほどは多くない。
平地や丘陵地の池、水田などで普通に見られるが、アキアカネほどは多くない。
♂飛翔 : 奈良県生駒市菜畑 2005.10.19
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4 アオスジアゲハ。楠(クスノキ)を食べるので楠の多い麦路園キャンパスによくいる。
日本では本州から沖縄まで分布。寒い北海道には住めないらしい。
5 マーガレットのお花畑で裸足になった施芳芳。
カワイイでしゅね。
6 枝と言うより「つる」が伸びまくっているような木。
林家三平さんの頭を想起する。
〈写真についての施芳芳さんの文〉============
昨日も新種を発見しました。
緑色の蝶は黄色のほうより警戒感が強いんです。
足音をころしても、近づいたら、すぐ飛びさりました。
幸いなことにある一匹の蝶は私のことを全然怖がっていませんでした。
あの赤いトンボもそうでしょう。
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ということで、これからも続々と中国中南部から自然の便りが届きますように……。