中国の草木の写真を送ってね~、と頼んだところ、
卒業間近の4年生たちが今いるところの写真を送ってくれました。
これで日本に居ながら中国旅行をしたも同然、しめしめ。
あまり観光地ではありませんが、
普通の生活が分かるこちらの方が私は嬉しいです。
今日は、江西省南昌市から汽車で湖南省(毛沢東の故郷)に向けて行く途中にある
宜春市の高校キャンパスの写真です。
周文いくさんは今、故郷宜春に帰っていて、
母校に立ち寄り、思い出のスポットなどの紹介メールを送ってくれたものです。
解説は全て周文いくさんによります。
それにしても、高校というより大学キャンパスといった風情ですね。
以前、樟樹市の劉思婷さんがいた高校をのぞいたときも同じ感想を持ちました。
中国の高校教育環境整備は、キャンパスに関しては素晴らしいですね。
(2校とも受験校ですので全体を見ての感想ではありませんが)。
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(この季節道端でよく見える名も知らない野生の花)
↑ハルジオン?ヒメジョオン?誰か~教えて~(ブルーはーと)
私の母校の高校は植物園みたい美しいところと誇りに思っております。
もう久しぶりだなと思い、自動車教習所から帰ってきたついでに母校に立ち寄りました。
ちょうど雨が止んだばかりで、緑いっぱい目に映っていました。
懐かしい母校のことですから、何を見ても写真を撮りたくて、
どこに立ってもいい思い出が出てくるような気がしました。
いい写真何枚も撮ったが、残念なことに、先生に一番見せたかった、
わが母校の一番特色のある建物「蔦ハウス」はもう昔の様子ではありませんでした。
「蔦ハウス」(もう萎れているかつては蔦があんなに青々と茂っていたのに)
(緑に囲まれた小道)
(事務室のビルの前、真剣な顔をして本を読んでいる女の子の彫刻)
(ラタンに巻き付かれる回廊)
(あずまやの椅子にのんびり寝ていた猫さん。最初見えなかったので、びっくりしました!)
(私の故郷である宜春市の奉新県唯一の有名人「宋応星」という人の彫刻。
この方は明末清初の科学家で、中国古代の農業と手工業に偉大な貢献をしました。
彼が書いた『天工開物』という本が「中国17世紀の手工芸百科事典」と呼ばれます)。
(葉の形と茸の形のあずまや)
(キャンパス内のバラ。もう萎えている)
(最後は私の美術の先生の部屋です。壁の飾りは全部先生自分で描きました。
絵を描く時私も見ていたので、深い印象が残りました)。
宜春市は特に変わっている植物はありませんが、
母校へ行くとついいろいろを思い出しました。
では、とりあえず今日はこの辺で。また!
―――周文毓(しゅう ぶんいく)