毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「辺野古ー大浦湾ーやんばる」2015年5月28日(木)No. 1371

2015-05-28 13:19:28 | 日本事情

「海と風の宿」5日目レポート。

この宿は沖縄本島北部東海岸沿いの村、瀬嵩(せだけ)にあります。

本州で聞き慣れた言葉で説明しますと、

辺野古が傍にあり、大浦湾の一角で、やんばる(山原)地域にあるところです。

今日の本島北部は朝から雨が降り続き、時折雷鳴が轟いています。

朝、一瞬雨が止んだ時に、ナオコさん親子がグナアの散歩に行ってくれて、

ほんとうに助かりました。

しかし、夕方の散歩はどうしたものか・・・・・・。(-_-;)

 

現在宿泊のお客さんは、ほとんどが辺野古反基地闘争をともに担わんとして

本土から駆け付けた人たちです。

辺野古ブルー(カヌー隊)の活動は雨のため今日は中止なので、

東京から来ているAさんは、タブレット型パソコンで情報収集しています。

昨日の天気でAさんの顔は一気に赤銅色に日焼けしました。

海と風の宿の部屋は薄暗いので、夕方電気を付けないと、歯しか見えません。

Bさんは山城ヒロジさんが入院したのを聞いて、座り込みに来ました。

雨でも座り込みは続いています。Bさんは早朝5時半に出発しました。

ネットなどで「反基地闘争に来ている人たちは、お金をもらって動員されている」

というキャンペーンがまかり通っているそうですが、

私を含め、全ての人たちは自腹(自分でお金を捻出)です。

組合で動員されている場合は、毎月組合費を払い、その貯めたお金を

組織として使っている場合もあるでしょう。

しかし、それは元々自分たちが貯めたお金であるので、

誰かにお金をもらってアルバイトで来ているのではありません。

 

私の前に1か月スタッフとしてがんばってくれたナオコさん母娘は、

辺野古闘争にちょっとでも力になれば・・・と、

ドーネーションおにぎりを作って提供しています。

早朝出発するカヌー隊・座り込み部隊双方人たちにとって、

とても嬉しいことでしょう。

 

帰ってきた人たちは、晴れていたら外のテラスでビールを飲みながら

お喋りして情報交換をしています。

自炊が基本なので、晩御飯の提供をしたりはしません。

 

ハンモックは一度近所の子どもたちが来て、キャーキャー言いながら

乗って遊んでいましたが、注意されてから二度と来ません(笑)。

後ろにはやんばるの森があります。

夏休みには観光客がたくさん訪れることでしょう。

できれば、辺野古反基地闘争の場所にも行ってみてほしいと思います。

 

近所に「じゅごんの里」という宿泊所らしいところもありました。

大浦湾には3頭のジュゴンの生息が確認されています。

 

 

コメント (4)
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