毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「今夜の首相官邸前」2015年5月14日(木)No.1360

2015-05-14 22:30:05 | 反戦平和

今日、勝手に政府が閣議決定した戦争法案は、

日本が専守防衛からチェンジし、

アメリカのお供をして地球の裏側まで闘いに行けるという、

とんでもない内容だ。

今夜、首相官邸前には続々と人々が抗議に集まっているという。

中国の学生や若者たち、世界中の人々に見てもらいたい。

日本の平和と民主主義のために身体を張って闘っている人々の姿を。

国民は手をこまねいているわけではない、ということを。

 「この国は二度と戦争をしないと誓った」のだから。

三輪 綾子さんの写真
 
 
 
Nishio Noriakiさんの写真
Nishio Noriakiさんの写真
Nishio Noriakiさんの写真
Nishio Noriakiさんの写真
Nishio Noriakiさんの写真
首相官邸前で
「閣議決定絶対反対!
戦争仕掛ける法律いらねえ 
閣議決定絶対反対!
戦争したがる内閣いらねえ
閣議決定絶対反対!
戦争したがる総理はやめろ
安倍はやめろ
安倍はやめろ
さっさとやめろ
さっさとやめろ
憲法守れ
未来を守れ
自由を守れ
平和を守れ」
の大勢の市民たちの声、声、声!!
動画は次から。https://www.facebook.com/video.php?v=363549953843972&set=o.135185106623558&type=2&theater

 

下は日本の学生たちが立ち上げた団体SEALDs(シールズ)の声明文。

若い日本の学生たちも真正面から安倍政権と対峙している。

自分たちの未来をかけて。

SASPL - 特定秘密保護法に反対する学生有志の会さんの写真

SEALDsは、本日5/14(THU)に閣議決定される安保法制に反対し、抗議行動への結集を呼び掛けます。その主な理由は以下の三つです。

①これらの安保法制が実質的に「戦争法案」であり、戦後70年の日本の平和主義の伝統を骨抜きにして「戦争できる国」へと転換させるものであること
②これら安保法制が日本国民の安全を保障しない可能性が高いこと
③「積極的平和主義」の名のもとに立憲主義を崩壊させること

 今回の閣議決定は、10本の現行法の改正案を1本に束ねた「平和安全法制整備法案」と、新設の「国際平和支援法案」の2本の法律を政府案として決定するものです。これらは日本が武力行使できる機会と範囲をこれまで以上に拡大させるもので、大枠は、a. グレーゾーン事態への効果的な対応、b. 集団的自衛権の行使、c. 戦時中の外国軍への軍事支援、を可能にするものです。

  しかしこの安保法制は、これまで専守防衛を軸としてきた日本が海外での「他衛のための戦争ができる国」へとなるはじめの一歩と言えるものです。集団的自衛権を行使する条件として設定された「存立危機事態」は定義があまりにも曖昧であり、またアメリカをはじめとした欧米の戦争支援については地理的な制約がありません。こうした武力行使の機会・範囲拡大について政府への縛りは弱く、時の政権の暴走を招かないとは限りません。はっきり言って、今回閣議決定されるのは、世界のどこでどのような戦争が起こっても「切れ目のない」戦争参加を可能にする「戦争法案」であると言っても過言ではありません。 

 しかもこの安保法政は、専守防衛を基軸とした日本の安全保障体制を蔑ろにするものである上に、結果として日本国民の安全をより損ねるものです。東アジアとの緊張関係が続く中での軍備強化は双方の強硬政策を招きかねません。「テロとの戦い」への参加は日本国民をその脅威に晒すことになりますし、そもそも安保法制の前提条件であるアメリカの日本への協力も曖昧な想定のうえに成り立っています。

 こうした法案は言うまでもなく、日本国憲法の平和主義・立憲主義を骨抜きにするものです。安倍政権はこうした安保法制を「積極的平和主義」の名のもとに推進していますが、ここで言われる「平和」は実質的に欧米、特にアメリカにとっての平和を意味しています。極端に言えば、イラク戦争やアフガン戦争のような、明かに違法な武力行使であっても、平和という言葉で正当化されかねないということです。また今回の安保法制は、歴代内閣が違憲と判断してきた集団的自衛権を、内閣による憲法解釈の変更(解釈改憲)によって容認することで可能になったものです。本来国家権力を縛るはずの憲法を権力者自信が強引な解釈によってゆがめることができてしまえば、憲法は形骸化してしまいます。

 更に今回のキーポイントである集団的自衛権の行使の可否について最後まで議論が本格化したとは言えず、そもそも恒久法案を除く10本の改正法案は「平和安全法整備法」と一括されるなど、一つ一つのケース、法についての慎重な議論をする姿勢は一切見られません。「適度に恐怖煽ってややこしい内容の法律まとめて一気に出しときゃ改憲なんざしなくても大丈夫っしょ」みたいな態度丸出しで、ようは僕たちナメられてるってことです。こんな政治されちゃ立憲主義もあったもんじゃありません。今回の安保法制は、「なぜ集団的自衛権が必要なのか」について議論が深められていないままに、日本の専守防衛システム、および戦後日本の立憲主義の伝統が180度転換させられる内容のものであると言っても差し支えないでしょう。

 昨年の解釈改憲や秘密保護法の施行など、ここ最近の政権は戦後日本の立憲政治・平和主義を軽んじる政治を行っています。今夏までに法案成立が見込まれ、さらに来夏の参院選以降には改憲発議が目論まれていることを考えれば、ここらで大きな抗議行動を起こしておくことは、今後の法制定プロセスと改憲議論に少なからぬ影響を与えるはずです。

 良くも悪くも、私たち一人一人がこの国の自由と民主主義を守らなくてはならない時代になりました。日本では戦後から70年、毎年「今年は戦後〜年」と数えてき来ました。「もしかしたらその数え年も今年で最後かも・・・」なんて言っている場合ではありません。30年後、戦後から100年経った事を次の世代に誇れるように、今から動きだしましょう。
ま、平日の木曜なんで忙しい方も多いかと思いますが、せめて一瞬だけでも、官邸前に足を運んでください。声を出さなくても、そこに立つだけでも。「この国の歩んで行く道を決めるのも、進んでいく方向を決めるのも私であり、あなたです。」

ALL THE LIBERALs IN JAPAN, UNITE. WE ARE SEALDs.

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コメント (1)
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