毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「私はもう92歳、だけど死ぬわけにはいかない」No.1599

2016-02-24 11:25:06 | 反戦平和

1995年、戦後50年の節目の年にアジアの国々に謝罪した

「村山談話」は今でも日本政府に(結局はアベ政権にも)踏襲されています。

当時の総理大臣だった村山富市元首相が、20日夜、

「社民党20周年 交流の夕べ」であいさつしました。

中国脅威論を政府が煽り、

うかうかとそれに乗せられて浅薄な考えを撒き散らかす輩が横行する

今の日本の現状を、元首相はどう考えているのでしょう。

以下、ライブドアニュースから抜粋します。 


 あのSEALDsに集まった学生の諸君が私の所へ来て言いましたよ。

「日本はこれでいいんだろうか」と。

「もう心配でたまらん」と。

「だから黙っておれない」と。

こう言ってSEALDsの学生が立ち上がったんじゃないですか。

 

その学生の声で奥さん方もねえ、子供を背負ってですよ、

「黙っているわけにはいかん」と。そういう運動が起こってきているんですよ。

憲法を、安倍ごときが勝手に解釈を変えてねえ…。

私どもはどんなことがあっても平和憲法だけはしっかり守っていこうと、

これまで歯を食いしばって頑張ってきたんですよ。

それで今日の日本は築かれているんですよ。

どこに変えなきゃならん理由があるんですか? なんにもないですよ。

日本の周辺に不穏な空気があると言うなら、

不穏な空気をなくす努力をすればいい。

それが日本が平和憲法を持って初めてできることです。

相手が(軍備を)強化すると対抗して強化するのでは、昔と同じじゃないですか。

私は総理の時にアジアの国を回りました。

みんな言うんです。

「日本の国はありがたい」と。

「紛争があり、戦争があっても、一方に加担をしない」と。

「中立を守って、しかもね、国民の暮らしに関するような援助をしてくれる。

日本の国はありがたい」と。

そういう日本を勝手に変えていこうなんてね、

しかも国民の意思を無視して、なんですかあの国会の状況は。

問答無用じゃないですか。

総理自らが「まだ国民には周知していない」と言いながら、

質疑を打ち切って強行採決をやった。 

私は、先は短いかもしれんけど死ぬわけにはいかん。

どんなことがあっても平和憲法だけは守るぞ!!

私はそのことだけを声を大にして叫びたい。

それがうまくいったらいつ死んでもいい。

もう私は92歳ですよ? だけど死ぬわけにはいかない。

皆さん、どんなことがあったって憲法だけは譲っちゃいけない。

その決意をしっかり固めていただく。

そして、参院選で敵(かたき)をとる。

それくらいの決意でお互い頑張ろうじゃないですか。

参考http://news.livedoor.com/article/detail/11204981/

コメント
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