今日は、
金曜日まで続く辺野古『土砂投入を許さない集中座り込み行動」の初日です。
炎天下、キャンプシュワブ・ゲート前には約200名が座り込みました。
土砂の海上搬送拠点である本部港(塩川地区)にも約100人集まったそうです。
ゲート前の様子が一変していたのは、
半年前に行った時より、
抗議の座り込みをする場所が異常に狭くなっていたためです。
防衛局が7月14日未明、道路に水タンクと巨大フェンスを設置して、
抗議行動ができないようにしたからです。
人数が多いため、
水タンクから道路側にはみ出て座り込むしかありませんでした。
以前、道路の端にブロックを積んだことで、
山城博治さんたちは5ヶ月間も拘留されましたが、
この水タンクと巨大フェンスは
博治さんたちが置いた道路端のブロックのような生易しいものではなく、
道交法からみてとても問題のある代物であるにも拘らず、
誰も裁かれていません。
隣に立っているアルソックの若者に、
「毎日暑いでしょう。日焼けして顔が真っ黒だね」
と言うと、
「はい、すごく大変です」
と素直な返事が返ってきました。
註)アルソック:警備保障会社。機動隊がフェンスの後ろで寛いでいるとき、
アルソック職員はかんかん照りの下、動かずにじっと立ち尽くしています。
↓工事車両が入らないので、メインゲートのテントに移動して集会。
その間もひたすら立つアルソックの職員たち。
先週、雷が鳴り大雨が降ってきた時、機動隊はサッと引き上げましたが、
アルソックはそれが許されませんでした。
結局、今日は工事車両が入らず、メインゲートのテントで集会をしている間、
スカートチーム(私もShigekoさんのスカートを借りて仲間に)は
搬入ゲート前に残って待機し、
私は『やんばるの歌』『喜瀬武原』など
辺野古で歌われる歌を教えてもらっていました。
その時、道路の向こうから聞こえてきたのが、
美空ひばりさんの『一本のえんぴつ』です。
今日は8.6広島に原爆が投下された日。
1974年、美空ひばりさんが第一回広島平和音楽祭に出演した際に
歌って以来、この歌は反戦平和の闘いを続ける人々にとって
大切な歌の一つになりました。
「沖縄ー広島・長崎ー福島はひとつの線で繋がっている」
そんなことを辺野古で思った8月6日の今日でした。
あなたに 夢をおくりたい
あなたに 春をおくりたい
あなたに 世界をおくりたい