↑恩名村の道の駅「おんなの駅」で寛ぐながいようさん。
冬に引き続き、読谷村のShigekoさんには
泊めていただくだけでなく何もかも全てお世話になりました。
せっかく大阪から来たのだからと、
懐かしいわんさか大浦パークや高江、あぐりパーク、
「おんなの駅」(恩名村の道の駅)など、
毎日、単調にならないように、座り込み+ワンを考えて
あちこち連れて行ってくださいました。
その時、車も運転も引き受けてくださったのが、
知る人ぞ知る、ながいようさんだったのです。
お会いする前、(なんか聞いたことあるなあ)とは思っていたのですが、
wikipediaで「永井洋」という表記で載っているあの人でしたよ!
その記事には、
ディランⅡ、五つの赤い風船、西岡恭三、大塚まさじ、古川豪、
三上寛、西岡たかし、中川イサト、金森幸介……
ああ、何と懐かしい名前が並んでいることでしょう。
ここで白状しますが、
私は高校の頃(ほぼ半世紀前)、
友達と「フォーク連合」という同好会をでっち上げ、
放課後、それぞれがURCレコードやラジオで聞いたポップスを
持ち寄り、紹介し合い、歌っていた経歴があります。
きっかけは、
高校二年のときのある昼休み、学校にあの高石友也さんが来てくれて、
「学校で何を習ったの」「イエローサブマリン」「受験生のブルース」など
数々のフォークソングを歌ってくれたことです。
(労音が招いたライブの翌日、ついでに寄ってくれたんですよ!)
さらに、その一ヵ月後には、あの岡林信康登場です(これも労音で)。
知床半島の根っこの小さい町、
東京のラジオ電波が途切れ途切れしか聞こえないような日本の辺境に
この二人のフォークミュージックの旗手が来てくれたことは
私の人生に確実に影響を与えました。
その関西フォークの流れをくむながいようさん(ディランⅡ)が
毎日、ドライバーですよ!
Shigekoさんの人脈、恐るべし。
二人とも読谷村に移住した仲間なんですね。
下はながいようさんの最近のCDアルバムです。
聞いていて私は、友部正人さんを思い出しました。
70年代に歌を表現手段としていた多感な若者は、
今も沖縄の辺野古で吟遊詩人として健在です。
昨日、ながいようさんは「釜ヶ崎夏祭り」に登場した模様です。