毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「山東省の暖房事情」No.2767

2018-12-07 23:11:01 | 中国事情

山東省は中国の南北を分ける秦嶺・淮河線の北に位置しているので、

北部グループです。

 秦嶺・淮河線(赤線)

  山東省

これは私にとってほんと~に、泣くほどありがたいことです。

国家的施策である暖房設備が全家庭に行き渡っており、

11月後半からお湯を循環させる暖房が作動し始めるからです(写真)。

南部にはな~んもありません……(江西省南昌の寒かったこと!)。

台所と洗濯室以外の全ての部屋に2本のパイプが通っています。

2年前の11月、実に突然、暖房設備改修工事が始められ、

授業まで休ませられて部屋で工事を監視するよう命じられたときの

苦渋は忘れられませんが、今が暖かいので怒りは収まりました(笑)。

その時のことは下のブログ文に詳しく書いてあります。

 ↓     ↓     ↓     ↓     ↓

https://blog.goo.ne.jp/bluehearts_10_11/e/dc146e7d9f5cc504825d8d449af63ed7「騒音と臭気、そして埃まみれの一日半」No.1792

 

https://blog.goo.ne.jp/bluehearts_10_11/e/bfb1e858af2f2ce32f81826041279286

「ゴミ掃除の後、驚愕の事実に直面」No.1794

https://blog.goo.ne.jp/bluehearts_10_11/e/70112b5e92b62cd0cdb8aad8df6a2153

「外国人教師たちのそれぞれのスタンス」No.1795

↑リビングルームのエアコン2台のうち上の1は

恐らく10年以上前から完全に壊れており外部の主部品は既に崩落しています。

取り外すと壁の状態が見っともないのでそのまま放置してあると思われます。

下の直方体のエアコン2は、

真夏と真冬に学生が来たときだけ動かしますが、

ただの送風装置と化しています。

扇風機として使えるのでないよりマシです。


 お湯暖房だけでは18℃前後だし、部屋が非常に乾燥するので

壊れかけの電気鍋にお湯を入れて適度な温度と湿度を保っています。

これでパーフェクトです。

しかし、透明な水が2、3回継ぎ足すうちに白濁してくるのは

石灰か何かが入っているのでしょうか。

だから水道水は飲めません。

 

北側の寒い台所は暖房がないので、できるだけ滞在時間を少なくするようにし、

さらに寒さ防ぎのあれこれを置いています。

見栄えなんかに構っちゃいられません。

高校卒業まで過ごした北海道が思い出されます。

父母が創意工夫してボロ家の隙間風を防いでいたことを。

あら、どこからかヤモリが避難してきましたよ。

コメント (2)
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