明治時代の関税自主権の回復=小村寿太郎、
治外法権の撤廃=陸奥宗光と、
日本史のテストに出るから丸暗記した記憶があるんですが、
何とまあ、上の表を見たら、
未だ日本は治外法権の屈辱的地位に甘んじているではありませんか。
日本に駐留するアメリカ軍に対して国内法を適応できず、
アメリカ軍の兵隊が日本で罪を犯しても、基地内に逃げてしまえば
日本の警察は基地の中まで追跡できず、とうぜん逮捕もできません。
もちろん、裁判で裁くことも不可能で、
沖縄米軍の兵隊は、
沖縄の町で女性をレイプして基地に逃げ帰り、
そのままアメリカにトンズラすることを「ヒット エンド ラン」と
野球ゲームのように呼んでいるそうです。
同じ米軍基地があるドイツ、イタリア、ベルギー、イギリスと日本、
あまりにひどい違いではありませんか。
これこそ、屈辱的治外法権というものです。
にもかかわらず、日本政府は
「国それぞれの事情があるので一概に他国と比較できない」
と、ぐずぐず言い訳にもならないことを言っているんですけど、
その事情と言うのは、
治外法権を日本政府が認めている日米地位協定に他なりません。
アベ自民党は日本国憲法を変えるその前に、
この屈辱的な、隷属的な、植民地的な、超みっともない、
日米地位協定を変えないでどうするよ。
↓沖縄タイムス5月5日
もう配慮のタガが外れたのですね。
トランプが日本に来た時、成田や羽田の空港からでなく、米軍基地から日本に入国したとのこと。他所の国を訪問するのにそんな失礼な話ありますか!日本はアメリカの植民地だと思っているからそんなことができるのですよね。
矢部宏治著『本当は憲法より大切な「日米地位協定」』だったかと思いますが、日本の空はどこでもアメリカ軍が好き勝手飛びまわれることも日米地位協定で決められているそうです。「憲法を変えるその前にやるべきことは、日米地位協定の見直しだ」という声を広げていきたいものですね。
米軍基地がある厚木市、座間市に隣接するところである。この地域で今年になってから米軍のものと思しき航空機の飛来が非常に増えてきた。数えたわけでないので以前との比較はできないが、先だって旭区長、横浜市長に電話してこの現象について認識しているかどうか 、何故最近こんなに頻繁に航空機の飛来が増えたのか承知しているか尋ねたが明確な答えを得られなかった。行政を司る責任者も承知していないうちに横浜の空を米軍の飛行機が我が物顔に飛び回り、日本側の誰が、どこがそれに対して責任を持っているのか。横浜だけの問題ではないだろう。