毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「江西省南昌の大学の願掛け木」2015年5月11日(月)No.1357

2015-05-11 23:05:57 | 中国事情

4年生の写真の贈り物、

今日は江西財経大学麦蘆園(日本語学科のあるキャンパス)から、

施芳芳さんの写真です。

下は図書館から正門側を見たところ。

約5年前にここに行った私は、油照りとはこういうことかと初めて悟ったのでした。

南昌は、暑いか寒いかどっちかです。極端なのです・・・。

 

すでにツツジは終わりかけで、天気がいいと毎日暑いそうです。

 

ここは名前、忘れちゃったのですが、恋人たちのデートコースになっていた岩山で、

向こうに見えるのが第一食堂です。

この食堂、昼食時は何千人もの学生・職員が押し寄せ、並ぶも何もあったもんじゃない(笑)。

私もそのすったもんだにすっかり慣れて平気で暮らしていました。

岩山の中には木がたくさんあって、このキャンパス随一の落ち着いたところです。

写真にこんなのがあったので、気になって施芳芳さんにメールで聞きました。

 

すると次のような返事が来ました。

―――――――――――――――――――――――――――――

あれは「願望木」ですよ。

学生が自分の願いとか夢とかを布切れの上に書いた後、枝に掲げます。

いくつかをじっくり見ましたが、願いといっても、たくさんの人は

「ヨーグルト、買って持ってきてほしい。」

「スーツケース、持つの手助けして!」のような面白くない願いです。

これらは、むしろ異性と出会いたい願いと言えるでしょう。

なぜなら、下に電話やQQ 番号も書いているからです。

私は最初、上の内容は卒業生が心残りにしていることかと思いましたが、

よくよく考えて、恋人を得る願望だなあと分かりました。

一見するとまさかの内容ですが、実はそんなものでした。

あー、あの山は植物が多いけど、蚊とほかの虫もたくさんいます。

恋人じゃなくても行く人も少なくないですよ。(笑)

――――――――――――――――――――

なんてカワイイ学生たちでしょう。

そんな回りくどい願い、いつになったら叶うことやら。


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