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日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「湖南省・長沙の街角スナップ」 2014年6月26日(木)No.930

2014-06-26 23:04:31 | 旅行

長沙市は南昌市と比べると、

道路はスッキリ舗装され、街路樹もどこかカッコイイ。

つまり、南昌より洗練された大都市なのだ。

しかし、横丁の市場には南昌でも見かける食材などが売られて、

中国南部の伝統的な食文化の一端が感じられる。

 

下は、一人ゆっくりと散歩する老人。

南昌でも年配の人々はこの紺色の服を制服のようにして着ている。

長沙は歩道が平坦で歩きやすい。

南昌の歩道はデコボコで、私は日本の車椅子の友人知人たちに

南昌に来てちょうだいとは遂に言えなかった。

 

下は湖南大学の鉄柵。やはり、ここにも抜け穴が。

どこの学生も考えることは同じだ。

 

 

「外で油絵を描いている人を生まれて初めて見ました」

と言う劉慧さんは江西省景徳鎮出身。

南昌市内では、路上でさかさまに文字を書く技を披露する人は

よく見かけるが、確かに油絵は見たことないな。

 

さて、見るだけでもワクワクする市場に来た。

日本では見かけない物もたくさんある。

 

なぜ中国の庶民のおじさんたちはお腹を見せたがるのか。

日本のおじさんは腹巻で隠すのに。

 

南方風うちわ。右のが5元、左が10元。

私はお金もないのに10元のを買ってしまった。

 

右の土色の生き物は蛙。食用である。

 

こちらも蛙。種類が違うような同じような・・・。

 

うわーい、ザリガニだーい!って、これも食用である。

 

すっぽん。どこで捕獲されたのだろう。

 

俵状の包みの中に鶏の肉が入っているそうだ。

 

油の瓶が半端じゃない大きさ。

これは全中国共通なのだろうか。もちろん南昌もこのサイズがスーパーに

ゴロゴロ置かれている。

「こういう油は気をつけないと品質が悪いことが多いです」

と、3人が口々に言う。

よく、中国人はブランド好きだと言われるが、

それには根拠がある。

ブランド商品は品質を信頼して買うことができるからである。

つまり、それ以外はどうしようもない商品があまりにも多いのである。

油では金魚印とかがブランドものと聞いて、ずっと私もそれを買うようにしてきた。

 

 

花咲く街角。前を行くのは中南大学の劉文潔さんたち。

 

実はこの中南大学の3人が、夕食をご馳走してくれたのである。

学生に奢って貰うとはちょっと情けないが、

彼らはかたくなに割り勘を拒否するのである。

生野菜のドレッシング和えが出てきたりして、

料理もどこか南昌とは違う。

右端が余劉君さんの古くからの友人、劉文潔さん。

英語6級試験受験後、駆けつけてくれた。

 

おいしい会食。お酒がないのが清々しい。

日本についての話題はやっぱりアニメ。「NARUTO」が大好きだと言う3人。

 

食後はタクシーで河岸の花火を見に連れて行ってくれた。

長沙市では、雨天以外の毎週土曜日に花火を打ち上げているという。

どんだけ金持ちなんだー!

打ち上げ時間は約1時間。人々は浴衣こそ着ていないが、

淀川花火大会とほぼ同じノリで、屋台もたくさん出ている。

湖南省名物臭豆腐(おいしいよ!)を食べながら、孔明灯を上げたりして、

長沙の人々は週末の花火で楽しんでいた。

 

アメリカのシアトルの花火はBGMつきで、非常にうるさい感じだったが、

ここ長沙では静かに上がり、人々が「おおー!」「きれいー!」と歓声をあげるだけだ。

アジア共通の感性かな?

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