辺野古カヌーチームのCさんが、フェイスブックに月桃の花の写真を掲載されていました。
数日前、山原(やんばる)を散策されて撮ったものとか。
沖縄戦の体験をもとに平和の大切さを歌い上げる美しいメロディの歌、
「月桃」(海勢頭豊 作詞・作曲)
これ聞いていると
♪ふるさとの夏♪のところでグッとこみ上げるものが……
一番下に歌の動画があります。
1.月桃ゆれて 花咲けば
夏のたよりは 南風
緑は萌える うりずんの ふるさとの夏
2.月桃白い花のかんざし
村のはずれの石垣に
手に取る人も 今はいない ふるさとの夏
3.摩文仁の丘の 祈りの歌に
夏の真昼は 青い空
誓いの言葉 今も新たな ふるさとの夏
4.海はまぶしい キャンの岬に
寄せくる波は 変わらねど
変わるはてない 浮世の情け ふるさとの夏
5.六月二十三日待たず
月桃の花 散りました
長い長い 煙たなびく ふるさとの夏
6.香れよ香れ 月桃の花
永久(とわ)に咲く身の 花心
変わらぬ命 変わらぬ心 ふるさとの夏
月桃の歌
山梨を舞台に監督デビュー作品「ガキ大将行進曲」を制作した大澤豊監督が、1996年、沖縄戦を描いた「GAMA月桃の花」と言う作品を送り出しました。自主映画なので、既存の映画館では上映されない作品で、甲府では上映会を開きました。沖縄のガマの中で、兵士と住民との断末魔の様子が描かれ、目を背けたくなるようでしたが、事実を知ろうと皆さん食い入るように見ていました。
その中で確かこの歌が主題歌として歌われていたような。
澄んだきれいな歌声が心に響きますね。
やはりご覧になりましたか。山梨はすごいですね!その頃、私は沖縄のことを何も知らなかったのですが、組合のあるグループが自主上映していたので観にいきました。そのグループが事あるごとに、沖縄、沖縄と言うので、その近辺にいた私も次第に事実関係が頭に入ってきたような有様でした。
何といっても、沖縄の歴史を日本の学校全体できちんと教えてこなかった、というか近現代史の全てをきちんと教えてこなかったのが、日本の今を結果してしまいましたが、「知る人ぞ知る」に留めず、個人個人が少しでも、周りに広げるために行動し続けたいですね。国家の意図に抗いつつ。