「暖手器;電熱水袋」というものを4年生の李さんからもらった。
本当にここの学生は先生のためにお金を使うことを厭わない。せっかく買って持ってきてくれた子に「こんなもの要らん。返して来い。」とは言い難い。「今度来るときは何も持って来ないこと。」と言うのだが…。貢ぎ物の伝統が残っているのだろうか。(賄賂に当たるのでは?!)と思い、内心喜べない。
とは言っても、この『暖手器』(箱には英語でHAND HEATERS と書いてある。一つしか入っていなかったが?)はたいそう優れものだ。
値段はサイズや模様によるが10元前後。この写真のは最長部分20cmの六角形の形だ。他にも梅花型、長方形などあるらしい。「電熱水袋」と書いてあるとおり、電気湯たんぽだ。5~10分コンセントに差し込むと、熱々になり、布団の中に入れておくと7~8時間は暖かい(始めのうちは、10秒触っていると熱くてたまらなくなるほど)。
秋に大阪のユミコさんが、マトリューシカ湯たんぽを送ってくれ、重宝して使っているが、さらにこの強力暖手器も布団に入れて、毎晩あっちこっちホカホカに暖まったベッドで寝る。ああ、なんて幸せ~!
しかし、たった5~10分でそんなに効率よく熱くなり、7~8時間も持続するなんて、一体水の正体は何なんだろう。隣の大学で日本語を教えているムラオカ先生は「PCBでも入っているのでは?」とイヤなことを言う。(そ、そう言われれば、確かにこんな便利なものが何故日本国内で普及しないのか、人体に何らかの影響を与える物質が使われているのでは?)と疑念がムクムクと湧き上がってくる…。お土産に買って帰るのは止めとこうかな。
ま、それはそれ。電気毛布を買わなくてもこの冬は大丈夫だ。
今朝は授業もないし、のんびり8時過ぎまで寝ていた。昨夜10時頃に、マトリューシカとヒトデ(私は暖手器にそう命名した)をセットしたので、両方とも既に暖かさは感じない。
布団内の暖気を逃がさず、もう少しホカホカ状態にして枕元の本を読むことにした。
ヒトデ本体のお臍のようなところ(写真では赤い蓋が見えるその部分)に専用プラグを差し込み、「カイチュウが笑う」(藤田紘一郎)の続きを読み出した。寄生虫専門家のお医者さんのエッセイだ。「だいたい医者という者はもっとウンコに愛着を持たなくては」が口癖のお医者の寄生虫にまつわる面白体験記を読んでいるうち、ヒトデが既にホカホカレベル以上に熱されてきたのに気づいた。ダブルベッド上を一回転してヒトデに接近し、まだ充電中のプラグを引き抜いた。
そのときなんですよ、火花が走ったのは~
(ギョギョ!派手に光ったなあ。こういうことは、以前○○小学校の子が、理科のピンセットをコンセントに突っ込んで稲光させたのを見て以来だ…)と、大いに驚いた。びっくりしたので本を読むのを中断して、コーヒーを飲むことにした。
電気ポットのスイッチを入れた。あら、つかない!電気ストーブも、CDラジカセも全く動かない。
いわゆる「ヒューズが飛んだ」のだ。
朝、8時半過ぎにオフィスの1階管理人室にスゴスゴ出掛け、「ミズ劉、我有問題 again.」と訴えるしかなかった。
本当にここの学生は先生のためにお金を使うことを厭わない。せっかく買って持ってきてくれた子に「こんなもの要らん。返して来い。」とは言い難い。「今度来るときは何も持って来ないこと。」と言うのだが…。貢ぎ物の伝統が残っているのだろうか。(賄賂に当たるのでは?!)と思い、内心喜べない。
とは言っても、この『暖手器』(箱には英語でHAND HEATERS と書いてある。一つしか入っていなかったが?)はたいそう優れものだ。
値段はサイズや模様によるが10元前後。この写真のは最長部分20cmの六角形の形だ。他にも梅花型、長方形などあるらしい。「電熱水袋」と書いてあるとおり、電気湯たんぽだ。5~10分コンセントに差し込むと、熱々になり、布団の中に入れておくと7~8時間は暖かい(始めのうちは、10秒触っていると熱くてたまらなくなるほど)。
秋に大阪のユミコさんが、マトリューシカ湯たんぽを送ってくれ、重宝して使っているが、さらにこの強力暖手器も布団に入れて、毎晩あっちこっちホカホカに暖まったベッドで寝る。ああ、なんて幸せ~!
しかし、たった5~10分でそんなに効率よく熱くなり、7~8時間も持続するなんて、一体水の正体は何なんだろう。隣の大学で日本語を教えているムラオカ先生は「PCBでも入っているのでは?」とイヤなことを言う。(そ、そう言われれば、確かにこんな便利なものが何故日本国内で普及しないのか、人体に何らかの影響を与える物質が使われているのでは?)と疑念がムクムクと湧き上がってくる…。お土産に買って帰るのは止めとこうかな。
ま、それはそれ。電気毛布を買わなくてもこの冬は大丈夫だ。
今朝は授業もないし、のんびり8時過ぎまで寝ていた。昨夜10時頃に、マトリューシカとヒトデ(私は暖手器にそう命名した)をセットしたので、両方とも既に暖かさは感じない。
布団内の暖気を逃がさず、もう少しホカホカ状態にして枕元の本を読むことにした。
ヒトデ本体のお臍のようなところ(写真では赤い蓋が見えるその部分)に専用プラグを差し込み、「カイチュウが笑う」(藤田紘一郎)の続きを読み出した。寄生虫専門家のお医者さんのエッセイだ。「だいたい医者という者はもっとウンコに愛着を持たなくては」が口癖のお医者の寄生虫にまつわる面白体験記を読んでいるうち、ヒトデが既にホカホカレベル以上に熱されてきたのに気づいた。ダブルベッド上を一回転してヒトデに接近し、まだ充電中のプラグを引き抜いた。
そのときなんですよ、火花が走ったのは~
(ギョギョ!派手に光ったなあ。こういうことは、以前○○小学校の子が、理科のピンセットをコンセントに突っ込んで稲光させたのを見て以来だ…)と、大いに驚いた。びっくりしたので本を読むのを中断して、コーヒーを飲むことにした。
電気ポットのスイッチを入れた。あら、つかない!電気ストーブも、CDラジカセも全く動かない。
いわゆる「ヒューズが飛んだ」のだ。
朝、8時半過ぎにオフィスの1階管理人室にスゴスゴ出掛け、「ミズ劉、我有問題 again.」と訴えるしかなかった。
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