(武漢で変なものを食べる人が居たばっかりに…)
(封鎖された武漢から解熱剤でごまかして脱出した人のせいで…)
(武漢から帰った故郷でカラオケやら麻雀やら出歩きやがって…)
と、思い始めるとこれら少数の思慮分別のない人に
腹が立って堪らなくなります。
しかし、他の中国の人々はこの少数者のために
医療従事者を含む多くの犠牲者を出し、
今もなおさんざん苦しめられていて、
私の教え子たちも在宅隔離状態です。
ウイルスは国を選ばず拡散し、
私たちは同じようにウイルスに対峙している人間仲間です。
その仲間である中国人の一人の女性が
「武漢からの恩返し」として渋谷で
自分が通販で買い溜めたマスクを配ったというニュースがあり、
その発言を読んで
ささくれ立ったわが胸にも染み入るものがありました。
<こんな伝染病を日本にもたらして申し訳ない気持ちでいっぱいです。それなのに日本人は武漢に支援物資を送ってくれた。武漢市民を代表して恩返しをしたかった>
<武漢では感染を広げないように多くの市民が自宅に閉じこもっています。どうか逃げた人たちのことは許してあげてください>と。
↑毎日新聞 中国人女性がマスクを配布した際に着用したかぶり物=本人提供
「支援物資の恩返し」武漢を代表し渋谷でマスク配る かぶり物の中国人女性話題に 毎日新聞 2020/02/26 17:00
<武漢からの恩返し>と書かれた段ボール箱から1枚、また1枚と道行く人にマスクを配るかぶり物姿の中国人女性が話題になっている。
この光景を撮影した映像が26日までに中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」などで1900万回以上も再生された。
撮影場所は東京・渋谷。時間は23日正午前から午後4時ごろまで。配布を手伝う男性数人の姿もあった。
映像のコメント欄には中国語で「武漢市民から日本人への感謝の気持ちを伝えてくれてありがとう」などと共感の声が並ぶ。
新型コロナウイルスによる肺炎が広がった武漢には日本政府が各国に先駆けて支援物資を届けたほか、日本から届いた段ボール箱に「山川異域 風月同天(離れていても、私たちは同じ空を見ている)」という漢詩が書かれていたことも中国で話題になっている。
しかし、封鎖された武漢から日本まで恩返しに来るのは難しそうだ。
ネット上の投稿を手がかりにかぶり物の中の人を探したところ、来日10年になる中国人女性だった。大学院在学中に広告会社を創業し、モデルや漫画家としても活動する。米誌フォーブスの名物企画「次代を担う30歳以下の30人」にも選ばれていた。
マスクを配った理由をメールで問い合わせると即座に返事が返ってきた。
<こんな伝染病を日本にもたらして申し訳ない気持ちでいっぱいです。それなのに日本人は武漢に支援物資を送ってくれた。武漢市民を代表して恩返しをしたかった>
配布したマスクは1000枚で、500枚は中国人女性経営者が中国から買い付けたものを寄付してくれた。残りの500枚は2週間かけて通販で買い集めたという。何度目かのやりとりで苦しい胸の内がのぞいた。
<武漢では感染を広げないように多くの市民が自宅に閉じこもっています。どうか逃げた人たちのことは許してあげてください>
マスクを受け取った日本人から「シェイシェイ(謝謝:ありがとう)」「ジャーヨー(加油:頑張って)」と頭をなでてもらった。同じような活動をしたいという中国人グループからも声がかかるようになったという。【北京・浦松丈二】
このところ涙もろくなった私、涙を流しながら書き込んでいます。
いろんな行事が中止になり、この地区でも地区挙げての行事が取りやめられています。暫くは我慢の子ですね。
特に高齢者は、出歩かないようにしなくては・・・・・と自分に言い聞かせています。
良く食べてよく寝て、免疫力を高めておくことしかできませんね。