再 家畜車 珊瑚エッチング板 8

2017-01-15 11:54:51 | 小型・古典貨車
戸にリベットを押した金具を付けるとすると、側柱の交点にボルトを表現しないのはバランスが悪い・・・

今からノギスで罫書きするのは困難なので目分量で植え込む位置に押しピンの針で印を付けて、0.4ミリドリルをセットしたピンバイスで手揉みで凹みを付けた
そのままピンバイスで穴を開けるには36箇所と数が多過ぎるので、あとはボール盤で慎重に開けた
なにしろt0.8のナマった真鍮板に0.4ドリルなので慎重の上にも慎重に
幸い最後までドリルは折れず穴が開いたので各穴に0.4ミリ真鍮線を植え込んでハンダ付け
三角形に植え込んだ真鍮線は丁度2ミリ穴のワッシャーに通ったのを利用してヤスリ仕上げした
当初は出っ張りは0.2ミリかと考えていたが、0.3ミリのワッシャーしか無かったのでそれでやってみたら良い感じだった
実物的にはこれはリベットではなくボルトナットなので少し強めの表現でも良いのかもしれない

本来は隅柱にもボルトナットを表現するべきだが、ここは裏に妻板があるので今から穴を開けるのは困難
煽られた時点で素直に植えていれば出来たことだったのでちょっと後悔している

次に作っておいた戸に戸車受けを取り付けてから車体にハンダ付けした
上部に付くリベット板はトの時に余分に作った帯を利用した

戸の内部には透かし板を調整して貼り付け、敷居レールに0.8角線を、戸当たりに0.6角線を取り付けた
これで実物のように扉が右に寄った

ミニサーキュラソーの刃も届いたので交換してまた使えるようになった


昨夜から尋常でなく寒いと思ったら今朝は雪が積もっていた
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