宮沢Bタンク

2013-08-21 17:17:51 | Bタンク
これも日本型蒸気機関車カテゴリに入れて良いかどうかは置いといて・・・

先日の加工でモーターを復旧する目処が立った宮沢Bタンク
ついでに過大なキャブと水タンクを縮小してボイラも低く作り直そうかと思った

ところがこれ、いつ頃からか車体が右に傾いていた
何で傾いているのだろう?と以前から原因を探っていたがなんとも判らなかった
もしかしてコの字型に折り曲げられた主台枠の左右高さが違うのだろうか?
などとアッチもコッチも計測して見たけれど寸法的には問題を見つけられずにいた

今朝も何気なくこれを取り出して眺めていたら突然閃いた
もしかして右側だけ軸穴が減ってる?
台枠と動輪だけにして棒を載せてみたらやはり右が下がっていた


そこでよくよく観察したら通電車輪側だけ上下方向に若干の遊びがあった
その分だけ台枠右側が沈んでいたのか・・・

今までいくら観察してもこの状態に気が付かなかったので、傾きの原因は製造時の台枠寸法の誤差とかの先天的なものだろうと思っていた
しかも軸穴が減るとすれば左右均等だろうと
でも考えて見れば絶縁車輪側は硬い集電ブラシで上から押さえていたのだった
小さな機関車の重量は知れたものだろうが、絶縁側が集電ブラシで押される反力で通電側の軸は逆に上向きに台枠に押し付けられていた なんてことも有るのかもしれない

子供の頃、走らせた後でレール間を見ると真鍮の粉末が光っていた
てっきりウォームギアが削れて撒き散らされたのだとばかり思っていたが、軸穴が削れた粉末も混じっていたのかもしれない

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