とても気になる連結面間隔

2011-03-04 06:51:56 | PRR 1st. Freighters
前の日記でダイオードを追加した ATHEARN F7 ( PRR EF-15a ) をABAセットで並べて眺めていたら・・・
あれ? 連結面間が広い? なんで?
AMERICAN LIMITED MODELS のクローズカプラーアダプターキット を装備しているのに?

実はアメリカンリミテッドのキットは設計が古いため Kadee #5 の復元バネを使用するので、これ以上位置を引っ込めるとギアボックスに当たってしまうのでした。

そういえば友達がくれたコピーの中に連結面間隔を短縮する記事が有ったよね・・・
さっそく探し出して見てみると * PROTOTYPE MODELER JAN.-FEB. 1984 *

F7の妻板間隔は3フットだから加工しよう!
と真鍮板でカプラー台を作り製品カプラー台の台車寄りに追加して間隔を狭めてあった

なるほど~、そういう事ね・・・
だったらついでに、カプラー台全体を新たに作れば良いじゃない?
ドラフトギアも30番代用のを使えばスケールの位置まで引っ込められるし・・・
それに全体を作り直せば高さも変えられるから普通にセンターセットシャンクの#5とか#43が使えるでしょ
ATHEARN F7のカプラー台は取り付け面が低いのでアンダーセットシャンクのカプラーしか使えないのです

この加工をするには製品のカプラー台を切り取らねばなりません
中古買いしたF7で元所有者がメルクリンカプラー取り付けのためにここを切り取ってしまったのが手元に有ったのでそれで試しました


さっそく0.5ミリ真鍮板に罫書いて スジ彫って 曲げて たたんで ハンダ付け 出来た!


シャシーのエンドに穴を開けてタップ立ててネジ留め


試作品はダミーシャシーなので目の前に転がっていた#5を取り付けましたが、パワードシャシーの場合はギアボックスに当たらぬように30番台のドラフトギアを使用する予定です

高さも丁度良く出来た


トップ画像>連結したらほぼスケールの3フット 約11.5ミリになりました

1輌分2個が約1時間強で出来たので、次からアメリカンリミテッドを買わなくても良いと思うとうれしいです (笑

この記事についてブログを書く
« 1ボルト | トップ | また連結面間 »

PRR 1st. Freighters」カテゴリの最新記事