そういえば、大昔は行先表示でした

E531が登場する以前の常磐線普通電車は、現在では前面の行先表示に何も書いていない白幕を掲出していますが、数年前までは黒幕に白抜き文字で「普通」と掲出していました。　
昔は先日の401系低窓車の写真のように、白幕に黒文字で「普通」だったのですが、415系100番台あたりから黒幕/白抜き文字になり、古いのも順次変わったような気がします。
ところが、さらに大昔は実際の到着駅名を表示していたのを思い出しました。

↑幕に「平」と表示した401（or403）系普通下り電車　南中郷～磯原　1973年撮影

↓「上野」の幕を出している401系上り普通電車　1973年撮影

高窓で検電アンテナ台座が角型ですからクハ401-23～36の偶数車です。
何故か跨線橋から撮ったので配管が判ります。

余談ながら、画面左端の信号機横で現在列車を撮影しています。

↓おまけ　同じときに撮影したED75-38牽引、上り普通列車　1973年撮影

前面ナンバー付近やアンチクライマーが白く汚れているのは、遵法闘争で「春闘勝利」などと書いた石灰の跡ではないかと思います。