師匠のホエ7030さんからワフ1の写真もいただいたので、それを作ろうかと写真から割り出して絵図面を書いたりして検討していたが、その前にまずは簡単な有蓋車から作ってみる事にした
縦羽目板にエコーモデル No.985 "筋目板(1.0mm)"が利用出来るワ40を作る事にした
こういう現存しない古い車輌の場合資料が問題となるが、幸い下記の図書に要目と写真が掲載されている
【鉄道ピクトリアル 昭和41年7月臨時増刊 私鉄車輌めぐり 7】 高井薫平氏著 P.51 要目表
【レイル No.15 奥の細道 下】 湯口徹氏著 P.102 写真
【小名浜・鉄道往来記】 おやけこういち氏著 P.78 写真
【RM LIBRALY 17 B6回顧録 (私鉄・専用鉄道・専用線編)】 瀬古龍雄氏著 P31-32 写真
ワ40は積載量10tの木造有蓋車で、【ピク 私鉄車輌めぐり】の要目表によれば前歴は富岩鉄道 ワ40
(この表には"740"と記されていて誤植のような気がするが、もしかすると740型だったのかもしれない)
大正6年 天野工場製、小名浜入りは昭和17年、後に更新改造されたのも含めて40~45 の同型6輌が存在したようだ
上記要目表には最大寸法(mm)長6379、巾2389、高3509 と記されている
長さと巾はこれで正しいと思われるが高さはいささか疑問に思う
なぜならば【B6回顧録】掲載の列車写真には、本来のワ40型と更新改造後のワ43が隣り合って写っていて、その高さがほぼ同じに見えのだ
更新改造後のワ43は国鉄ワ22000形式(高3280)と同系と思われピク要目表にも高3280 と記されている
したがってワ40もこれと同程度の高さで、要目表の数字は誤記なのではないかと推測できる
以上を勘案して最大寸法からもろもろ差し引き、模型寸法を側板長71ミリ、妻巾28ミリ、全高41ミリで製作する事にした
用意した部品は上写真の通り
この他に真鍮線、アングル、チャンネル適宜、Kadee #5とブレーキ関係部品で作る予定
一番高いのは松葉スポークの車輪
*このコンテンツはホームページで公開した物を再掲した*
縦羽目板にエコーモデル No.985 "筋目板(1.0mm)"が利用出来るワ40を作る事にした
こういう現存しない古い車輌の場合資料が問題となるが、幸い下記の図書に要目と写真が掲載されている
【鉄道ピクトリアル 昭和41年7月臨時増刊 私鉄車輌めぐり 7】 高井薫平氏著 P.51 要目表
【レイル No.15 奥の細道 下】 湯口徹氏著 P.102 写真
【小名浜・鉄道往来記】 おやけこういち氏著 P.78 写真
【RM LIBRALY 17 B6回顧録 (私鉄・専用鉄道・専用線編)】 瀬古龍雄氏著 P31-32 写真
ワ40は積載量10tの木造有蓋車で、【ピク 私鉄車輌めぐり】の要目表によれば前歴は富岩鉄道 ワ40
(この表には"740"と記されていて誤植のような気がするが、もしかすると740型だったのかもしれない)
大正6年 天野工場製、小名浜入りは昭和17年、後に更新改造されたのも含めて40~45 の同型6輌が存在したようだ
上記要目表には最大寸法(mm)長6379、巾2389、高3509 と記されている
長さと巾はこれで正しいと思われるが高さはいささか疑問に思う
なぜならば【B6回顧録】掲載の列車写真には、本来のワ40型と更新改造後のワ43が隣り合って写っていて、その高さがほぼ同じに見えのだ
更新改造後のワ43は国鉄ワ22000形式(高3280)と同系と思われピク要目表にも高3280 と記されている
したがってワ40もこれと同程度の高さで、要目表の数字は誤記なのではないかと推測できる
以上を勘案して最大寸法からもろもろ差し引き、模型寸法を側板長71ミリ、妻巾28ミリ、全高41ミリで製作する事にした
用意した部品は上写真の通り
この他に真鍮線、アングル、チャンネル適宜、Kadee #5とブレーキ関係部品で作る予定
一番高いのは松葉スポークの車輪
*このコンテンツはホームページで公開した物を再掲した*