D6078 宮沢 30

2014-02-06 10:11:42 | D60
結局、あれこれエッチング板を物色したけど手頃なリベット列を見つけることは出来なかった
仕方が無いからリベット無しの板で作るか・・・と板を切ろうとしてたら思い付いた
買ってみて これは使えない とがっかりして仕舞い込んでいたマイクロマークの Press It' + Emboss It'
ダメ元でこれでやってみようと思った

なんで使わなかったかというと、
製品の説明書には ワークをテープで貼るべし と書いてある
しかしテーブルを移動する際に 打ったリベットがダイに引っ掛かってワークがズレてしまった

でもこれ、よく考えてみれば私が悪い
ダイに引っ掛かってズレるなら移動時にワークを持ち上げれば良い
でもそうするとテープが剥がれてしまう

そうか、ならテープでなくて目玉クリップならどうだろう
やってみたらけっこう上手く打てた
でもワークの幅が狭かったので移動の途中でクリップを挟み変える必要が生じ、そこで下手こいてズレてしまった

テーブルには如何にも ここで留めてね とばかりにネジ穴が4箇所開いている
ところがネジも押さえも付属していない
私はてっきりネジはインチだと思い込んでいた
が、昨夜は何故か机上に置いたアキュレイルのボルスターを留めた2.6ミリネジが目に入った
もしかして入るかな?ダメでも微妙に合わない程度なら使えるんじゃね?
と思いながらネジ込んでみたら、これがビンゴ!だった
マイクロマークはアジア製だからメトリックなのか!?

で、ネジだけではワークは押さえられないので、手元に有った組み立て家具のフラットバーに穴を開けてネジ留めした

とまあ御託を並べているが、やっと打ってみた
リベットのピッチはダイの直径の関係で最小1.25ミリだ
ポツン と打つ(押す)たびにワークの端を持ち上げてダイヤルを回し・・・最後まで打った
これって良いんじゃね? 心配した伸びによる変形も元々曲げ癖の付いた板だから無問題


このリベット列は延長屋根の後端になる予定だったが、欲が出て本来の屋根に接する部分にも打ってみることにした
こちらは倍の2.5ミリピッチ
表面はこんな感じ


一番手前は目玉クリップで押さえてズレた失敗列

切り出してリポビタンの瓶に宛がって曲げて、エッチングのリベットと比べて見た


ダイの径が0.4ミリなのでリベットは大きいはずだが、比較相手が昔のエッチングなのでさほどおかしくないと思う

2.5ミリピッチはほんのちょっと広いようだが、これを狭くすると後端の1.25ミリピッチと合わなくなる
だからこれで良いということにした
あとは屋根に合わせて幅を調節すれば取り付けられる

教訓
○○と マイクロマークは使いよう (笑

昨夜は寒かったがここまで夢中で工作した
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