子供の頃、電車で石岡駅を通過する際にはいつも海側を見ていました。構内に入ってすぐに見える小さな蒸気機関車。もう使われていないことは子供の目にも明らかでした。子供なので石岡で途中下車するわけにもゆかず、[急行ときわ]のデッキの窓からオリンパスペンで撮ったのがこの写真です。
この小さな機関車が鹿島参宮鉄道4号機、元省1412であることを知ったのはずいぶん後になってからのことでした。鹿島参宮鉄道は昭和40年に常総筑波鉄道と合併したため、この写真を撮ったのは関東鉄道鉾田線の時代です。しかしそれでも、この機関車には鹿島参宮鉄道の方が似合うような気がしました。
機関車の右に居る客車は、戦災17m級国電の払い下げを受けて叩きなおした車輌です。
ともあれ、この写真が私が最初に撮影した鉾田線なのでした。次にこの鉄道を撮ったのは2006年ですから、じつに38年ぶりということになります。
この小さな機関車が鹿島参宮鉄道4号機、元省1412であることを知ったのはずいぶん後になってからのことでした。鹿島参宮鉄道は昭和40年に常総筑波鉄道と合併したため、この写真を撮ったのは関東鉄道鉾田線の時代です。しかしそれでも、この機関車には鹿島参宮鉄道の方が似合うような気がしました。
機関車の右に居る客車は、戦災17m級国電の払い下げを受けて叩きなおした車輌です。
ともあれ、この写真が私が最初に撮影した鉾田線なのでした。次にこの鉄道を撮ったのは2006年ですから、じつに38年ぶりということになります。