小名浜臨港 C306 （汽車30t エコー改） 18

TMS624 (1997-3) のエコー20t組立解説記事にはこともなげに「余裕のある人は縁取れ」と記してある
もとより私は余裕なんか無くて、何時もいっぱいいっぱいだ
でもこの自作キャブにはエッチングの縁取りが無いので、余裕の有無に関係無く縁取りしなければならない

今まで甲丸線を作る際にはバイスに固定した木の角棒（真鍮ブラシの柄）にヤスリを重ねて押さえ、その間でロッキングプライヤで保持した真鍮線をしごいていた
TMS記事では逆にバイスに固定した真鍮線を木棒とヤスリで挟んで引っ張っていた
そこで物は試しとTMS方式でやってみたら、この方が速いのかもしれないと思った
TMSの写真でヤスリがマジカットに見えたので真似したが、これが良かったのかもしれない

記事では0.4ミリ真鍮線で甲丸を作っていたが、自作キャブはエッチングが無いので0.5ミリ線を削った

0.5ミリ線を削って0.3～0.35ミリ厚になったので、ガスレンジでナマして出入り口に当てながら曲げた


本当なら炭庫背面にディティールを付けなければならない
でも裾に1.5ミリ角線を貼ってしまったために裏側にコテ先が届かない
それで嫌になってしまったのだ