小名浜臨港 C507 (B6 珊瑚) 9

2014-08-22 08:19:45 | 小名浜臨港 C507 / 珊瑚B6
珊瑚のA8の従台車はガラスの上で押してみると車輪がスリップすることが有った
車軸が幅いっぱいに従台車の板に接していることと、U型のプレスパーツで車軸を抱えているため抵抗が多いのだろうと思う
試運転したA8はその部分にKadeeのグリーセムを塗布してなるべく軽くしたが基本的には気に入らない

今回は従台車は丸っきり新製になるのでそこら辺を考慮して作った
アダチ旧D51用に似ているが車軸は両端だけの最小接触面積で受けるようにして中間は上の板に接触しないように計画した
ついでに復元用ボールベアリング取り付け場所も曲げれば良いようにt0.5燐青銅板から切り出した

バイスとヤットコで曲げて、車軸に合わせてペデスタルを削った


A8では復元用のボールベアリングを入れる4ミリの隙間が取れずに断念したが、
良く考えてみれば従台車から外して配置すれば取り付けられることに気が付いた

A8から発生した11.5ミリ両側絶縁打ち込み車輪を入れてみた
この状態で車軸と上の板の間には0.5ミリの隙間がある


この車輪には絶縁ワッシャが付いていて、その内幅は13.5ミリだった
復元を考えれば従台車に対して車軸の左右動は少ない方が良いので、ギリギリを狙って従台車の幅を決めたらラッキーにもピッタリだった
しかしこういう曲げは難しいので次も同じに出来るとは限らない

次に後部イコライザに第三動軸を受ける板と従台車を取り付ける台をハンダ付けした
従台車にはt0.4板から車輪押さえを作ったが、後方からメッキの車軸が見えないようにした


この模型はジャンクで買ったときには前後端梁だけでなく従台車も失われていた
前後端梁はオプション空制セットのバッファ穴が無い物を貰ったので使用したが、従台車は使える部品は無かったので板とパイプからでっち上げた
車輪はショートを恐れて大滝製プラモデルの貨車の車輪を16番の車軸にねじ込んで取り付けた
上画像で右にあるのがそのテキトウ従台車
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