小名浜臨港 B375 (500 珊瑚) 6

2014-05-30 10:19:52 | 小名浜臨港 B375 / 珊瑚500
A8はこれがトラウマになっていた
9年前に組み立てた600は何の問題もなさげにピンをカシメてネジを締め、さあ転がしたら回らない
当たっている箇所がなかなか判らずカシメを外して削りまくり、カシメできなくなったピンをハンダ付けしたらハンダが中まで流れてエライ事になった

今回は組立前に覚えていた辺りを面取りして奇麗にしてから組み立てた
それでも何箇所か引っ掛かりが出来たので何度も削りを入れたが、カシメたピンを外すこと無く出来たので良かった
やっとストレス無く回るようになった


そしてこれも前回苦労した端梁
前回はバッファー座を削るのが嫌で手元にあった2x6真鍮角棒で作り直した
元の部品より0.2ミリほど厚かったのは簡単に調整出来たのだが・・・
なにしろ塊なので熱が回ると冷め難く、開放テコ受け等を取り付けるのに苦労したのだった

そんなわけで最初から棒は止めて薄板で作ることにした
本来ならt0.5辺りが適当と思われるが、元の部品がt1.8なので1.5角棒とt0.3板を組み合わせることにした
t0.3快削真鍮から切り出して後部用は左右を曲げた


床板はt0.4にt1.0の下板を貼るが、板が厚いので炭素棒の出番になった
イサミヤのソルダーペイントを塗って炭素棒で加熱
こういうある程度の大きさのハンダ付けにはだいぶ慣れてきた

多くのA8は前後とも端梁に木製のバンパーを装備していて、珊瑚のドロップ部品はそれを表現している
ところが小名浜のA8は3輌とも後部は木製バンパーを残していたが、前部は木製バンパーの先端に合わせて鋼鉄板の端梁に改造されていた
そのため端梁直後の縁板が木製バンパーの厚さも付加した長さになっていた
珊瑚キットではその部分は薄板を貼る表現だが木製バンパーの厚さ分を足すより角の部分だけ縁板と同じ厚さのt1.0板から作り直した


とりあえず切出したのでこれから整形する
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