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2014年春夏版 ロンドン飲食店案内




今年はうれしいことにロンドンへ来てくれる親族友達が例年よりも多い。
夏も日本から大好きな友達が2組来英予定で、今からウキウキソワソワ。

もちろんまずは「どこに食べに行こう?」となる。
お客人に参考にしてもらうために、前回2012年夏版 ロンドン飲食店案内に続き、2014年春夏版を書きとめておくことにした。

このブログを読んで下さっているY様のご要望にも応えられるといいなという期待も込めて。


ブルージュと違い、飲食店の数は海辺の砂、宇宙の星ほどあるロンドン。
素晴らしい店もたくさんあれば、平凡な店、どんどん落ちて行く店、2度と行かないだろう店もたくさんある。
身体はひとつなので、どうしたって偏頗(へんぱ)になる。
シロウト目線でレストランガイドを書くことなど馬鹿げていると思うほどだ。
しかし馬鹿げたことをすべてやめてしまうなら、このブログなど一番最初に消滅させなくてはならないし、だいいち何百ポンドも支払ってレストランで食事をするのは馬鹿げていると思う人もいるだろう。だからこのブログは(くだらないことや無意味が多いので)片目をつむってどうぞお読み下さい(笑)。

2012年のリストの中には、料理の質が明らかに不安定になったりして全然行かなくなった店もあるが、わたしは新規開拓をするよりも気に入った店をリピートするタイプの客なので、相変わらず通っている店も多く、新しいリストには2012年時ほどの数はない。

案内を書くにあたっては、2012年と同じように以下を基準にした。
『「もえが好きなところだったら私も好きかも」とお使い頂いても、「もえの行くところなんか絶対趣味に合わないから除外」、とお使い頂いてもよろしい。何かの目安にはなるか知らん、と。なお、店はエリア別(東からなんとなく時計回りに)にまとめ、リピートした店のみを掲載した。』



Maryleborne

Conran Shop Cafe (Cafe)
コンランショップ内のカフェ。コンランショップは最近急にパリの「メルシ」っぽくなってきたと思う。このカフェ、かわいい。おしゃれ。使いやすく雰囲気もいい。長居も!


Camden Town / Primerose Hill

該当なし


Clerkenwell / Shoreditch / Hoxton

The Clove Club (British)
何もかもがとってもとってもショーディッチなレストラン。料理の素材や調理法、プレゼンテーションもおもしろく、何より美味しく、大好き。
旅行中の友達からロンドンぽいところに行きたいというリクエストがあったら、今ならわたしはここを選ぶかな。熱烈おすすめのひとつ。予約が少々取りにくいのが玉に傷。


Soho / Covent Garden

Joel Robuchon (French)
泣く子も黙るロブション。わたしのおすすめは断然プレ・シアター時。ランチと同じ構成同じ値段。シアター前に時間を気にしながら食べるレストランとしては場所柄大変便利でもある。でもデザートまで3コースで食べてたら間に合わなくなるかも...ゆっくりのときは2階で。
うちの娘のロンドンの一押し。特にキッチンの中の活気と緊張感がとてもかっこいいと思うのだそうだ。

Koya (Japanese, Udon Noodle)
おうどんやさん!
熱烈ラヴ、炭水化物。一品料理も少々あり。

Cafe Royal (Bar)
ピカデリーに新装再開店して以来、最もよく行くバア。夫のオフィスが近いので便利なのだ。
リージェント通り沿いのカフェは常に主に観光客で激混みだが、ちょっと建物の裏手に回ってバアに入ると異次元に開いた小さな空間のように静か。
バア・フードもかなりおいしいのでおすすめ。隣接するビストロもおすすめ。

Champagne et Fromage (Champagne and Cheese)
コヴェント・ガーデン近くの小さなシャンパンバア。
ここだけいきなりフランス? という感じの超おいしいチーズの数々! わたしは食べたことがないが、アフタヌーン・ティーもある。時間帯によっては予約した方が無難。ランチメニューにはサンドイッチ等もある。


South Kensington / Chelsea / Belgravia / Kightsbridge

Helene Darroze at the Connaught (French)
近頃一番よく行くのがここと上記のクローヴ・クラブ。
フレンチであり、パリにもエレーヌはあるので、旅行者に熱烈おすすめとは言わないが、レストラン要素のバランスが優れていてわたしの中では一番。エレーヌのトータルなセンスに溺れる。いつも絶対に注文するのは無二の牡蠣料理!
スタッフがほとんどフランス人で、彼らの話す英語を聞いていると「二都物語」の中に迷い込んだかのようで非常にロマンティック。
土日のサンデー・ブランチもおすすめ。わたしは普通のランチのほうが好きだが。


Yashin (Japanese, Sushi)
お鮨はロンドンでもそれこそあらゆるところに行きまくったが、ヤシンが一番好きだ。しょうゆではなく、そのネタに合わせた薬味(例えばハラピーニョのドレッシングからノリの佃煮と苺まで!)で食する。わたしがよく行く率で言えば、エレーヌ、クローブクラブ、ここ。

Scott's (Sea Food)
ここもある意味非常にロンドンらしく、映画の中にいるような気さえするレストラン。
夫一押しのレストランで、実際ビジネス会合でもよく使う。

Azumi (Japanese)
居酒屋。めっちゃ派手でめっちゃ高価な居酒屋。お鮨だけでなく、炉端や焼き鳥などもあるので、和食に慣れていない外国人からリクエストがあった時によい。雰囲気もおもしろいので楽しんでもらえる。


Mayfair / St. James

Tsukiji (Japanese, Sushi)
リージェント・ストリートをボンド・ストリートの方に入って行ったところ、ホテルの一部。
何と言っても昼から夜までずっと営業しているので、その点とにかく便利。1人の時も便利、というわけで結構よく行く。

Notting Hill / Bayswater

該当なし


Bankside

Bedales (Wine Bar)
バラ・マーケット内に常設のワインバア。いわゆるシャビーな感じ。マーケット内だからか、さすがにハム等のおつまみはおいしいものを置いている。
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