日本・ベルギー・英国 喫茶モエ営業中
Brugge Style
晴れの日のサーペンタイン・ギャラリー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/b3/2916edbbfdc3717e4a708f6bba4f13f4.jpg)
どのくらい外へと人を誘う美しさだったかと言うと、Ledbury でのランチを早々に切り上げてもいいくらいの美しさ。
ノッティング・ヒルからランカスター・ゲイトまで出、ケンジントン・ガーデン内をそぞろ歩いてサーペンタイン・ギャラリー (Sarpentine Gallery)を見に行くのはどうかと提案したのが大正解、お客さんがものすごく喜んでくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/3c/4e2b9f5396a46f8429fff055bf58ab10.jpg)
公園の中を、ギャラリーという別世界へと辿る参道のように歩いて行かねばならないので、雨嫌いにはなかなか辛いのだ。
夫はわたしにはロマンが足りないと言うが。わたしはロマンは相手次第なのだ、と答える。
2002年にブルージュのブルグ広場のパビリオンを作られた伊東豊雄氏が、同年、サーペンタインの夏期パビリオンをも担当された時の大雨は(バギーを押していたこともあり)忘れられない...
今年の夏はSmilijan Radicのパビリオン。素敵だ。まったくもって素敵だ。8月の夜に見た時は未確認飛行物体のようだったが、昼間はまた全然違う作品のように見える。石舞台古墳? 素敵だ。
(雨の日はきっと内部べちゃべちゃですよ...)
パビリオンだけでなく、外の暑さと対照的にすっきり白い内装が涼やかなギャラリー内。しかも展示中のTrisha DonnellyとCerith Wyn Evans(こちらは別館で)の作品によって、まるで突然天上界に飛ばされたかのように感じ、すごくよかった!
美術書専門書てんこ盛りのミュージアム・ショップ内では値下げセクションで毎回血圧が上がる。
サーペンタイン・ギャラリーに来ると、常にその人のことを思い出し、この感動を絵はがきに書きなぐってすぐに投函したい、いつか一緒に来たい、と思う人がいるのだが、そのハナシをしたらイタリア人のお客は「それは恋だ」と言った。
日が落ち着いてからは、Berners Tavernへ。
ここでも飛び上がってカウンターの上で踊りたくなるくらいいいことがあり、そこから急いで帰宅して、20:30、前夜に焼いてデコレーションしたおいた誕生日ケーキに最後の手を入れ、娘の寄宿舎生活をしている親友に届ける。
こんなに素晴らしい日が一年に何回あるだろうかと思いながら、就寝できた。
すべて秋晴れのおかげ(笑)。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )