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おせち料理がまた食べたくなる、このごろ




先日のなんちゃっておせち料理の記事に関して、いくつか頂いたメールには、ベルギー人の夫はおせち料理を食べるのかというご質問があった。

最近は日本人の中にもおせち料理が好きではない人が増えていると教えていただいた。

まあ、わたしが用意する「なんちゃっておせちオードブル」は王道ではないものの、夫には好き嫌いは全くないのです。

彼の一番の好みは、世話好きの給仕係がいて、静かで、席と席の間が広い空間で食べる、見た目も美しいフレンチなのだが、なんでもおいしいおいしいといちいち感動しながら食べる性質なので、それはとてもありがたいと思っている。
わたしが彼のクオリティで一番優れていると思うポイントといっても過言ではない。

納豆もお餅も、ゴボウやレンコンや、こんにゃく、ヒジキの炊いたんも、湯豆腐も、おぜんざいも...その他、世界各国料理、彼は何でも食べる。

元々、20年ほど前に知り合った当時は、ほとんどものを食べないバンパイアみたいな青年だったのだが、食べるのが大好きなわたしの影響もあり、また2人とも外食の雰囲気が大好きなこともあり、ほんとうによく食べるようになった。


一方、娘はいろいろうるさい。いい加減な料理や、好き嫌いをしたり、食べ残しをしたり、テーブルマナーの悪い人にたいへん厳しい(笑)。きっとわたしの口うるささを内面化したのだと思う。

「何でも食べられる」というのは子供がサバイバルするのに重要だと思ってしつけたのだったが、こんなに他人に厳しいとサバイバルどころじゃない。

他人に厳しいのは成長の過渡期かと長い目で見よう...



ところでパートナーを探している人にわたしが(余計なおせっかい)アドバイスをする場合は

「好き嫌いがなく」
「変化を恐れない」

そんな人がいいんじゃない? と言うことにしている。
常に機嫌がいい人、最高。


(写真は昨夜夫の選択でFera。わたしはこの器が欲しい。 内容はくるみのクリームの下にスモークした鰻と豚肉)
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