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Brugge Style
the traditional flower throw for natalia osipova
こちらはかなり古い。ロイヤルバレエのサイトから拝借
先日、ロイヤル・バレエのDon Quixote『ドン’キホーテ』の最終日に駆け込んできた。
キトリ役はNatalia Osipova。
Natalia Osipovaの回も前々から二回分取っていたものの、両日ともキャンセルになり、もう今シーズンはいいかなあ...と思っていたら!
なんとこの最終日は彼女がロイヤル・バレエ入団10周年記念! というので、馳せ参じたのである。
高速ピケと空いた口がふさがらないほどゴージャスなGrand Fouetteで盛り上がり、観客のあちこちから「愛してる〜!!」と歓声が飛ぶ。
10周年は恒例のthe traditional flower throw(舞台上に上から生花が降る)で祝われ、ダイレクターKevin O’Hareからの祝福があった。
Natalia Osipovaが英国ロイヤルバレエのプリンシパルとして活躍しているのは彼のおかげでもあるから感無量だ。
10年前のロイヤルバレエでの初舞台、Jewels、覚えているよ...
それ以前も、20歳になったばかりでキトリ役デビュー、ボリショイバレエのDon Quixoteには驚愕(録画で見た)したし、その後、ミハイロフスキーバレエに移籍した彼女のロンドン公演のライブを見てこれまた熱狂させられた。ロイヤルバレエに移籍したのはこの2年後だ。
......
今回は、キトリの友人役の佐々木万瑠子さんと、ドリュアスの女王役の佐々木須弥奈さんがほんっとに素晴らしかったです!
日本人プリンシパルは今3名だが、いずれ4名、5名になるのでは...
これも日本のバレエ教育が「選択と集中」ではなく、誰でもウエルカム体制でやってきたからである...と専門家に聞いた。素晴らしいことだ。大学の研究も同じようにすればいいと思う...
Calvin Richardsonのガマッシュのナルシストぶり、Lukas B. Brændsrødのセレブリティ闘牛士役(<これは平野さんの十八番である)の往年のハリウッドスターぶりがよかったです。
昔のものだが、キトリを踊るNatalia Osipova
https://www.youtube.com/watch?v=SOvXo841L1o
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