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Brugge Style
薔薇とフランボワーズの夏
昨日の「アールグレイとフランボワーズのチョコレートケーキ」に続いて...
もちろんパーティにはリクエストでイスパハンも作りました!
薔薇とライチ、フランボワーズの最強の組み合わせで、味も見た目も華やか。
真紅の薔薇を次回は早めに手配し、グルコースで模した水滴(これぞミメーシス)も飾りたい。
人数分は到底無理で、8個だけ。
食べない人もいるだろうし、半分こにすればいろいろ食べられてちょうどいいだろうと...
食事もバッフェスタイルで山のように作ったので、デザートはもっと日暮れてから食べているのかなあと思ったら(英国の夏の日暮れは21時以降)、すでに19時半ごろにはデザート開始だったそう。早い。
最近の若者の多くはアルコールも軽くたしなむ程度みたいですしね。長いデザートタイムですね。
イスパハンは娘の大好物(わたしもだよ)だが、彼女のボーイフレンドも負けていない。
うちに到着するなり、冷蔵庫に飲み物を納めながら満面の笑顔で「イスパハンがあるの見てしまいました! 食べるの楽しみ!」と。デザートタイムでも、他のお客さんにこのお菓子がどんなに特別で美味しいかを力説してくれたそうだ。
この日のゲストはなかなかの面構え、医学部生で7割、獣医学部生、弁護士、シティの投資銀行勤め、コンサル、物理学の博士課程...みなさん薔薇のように輝く顔をした1999年、2000年あたり生まれ。
美しく、まぶしい。
女の子の魅力的な髪、男の子の白いシャツ。
庭の緑に映える。
みなさんとても賢いのだが、話を聞いていて納得させられるのは、彼らはもともと賢いとかいうハナシではなく、とにかくメチャクチャ勉強する。
勉強は楽しい。逐次、自分の既存の思考の枠を破壊し、それを超えていかないことには、理解できないこと、表現できないことに次々出くわすからだ。その快感。それが大学で勉強する意味でもある。
みんな! 持続的に努力できるという尊い才能は、自分のためでなく、公のために使ってね。
わたしは来年もイスパハンを作ってガーデン・パーティーをしよう。
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