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Brugge Style
クリスマス・イヴまでが楽しい
お天気がよかった土曜日、物置部屋の空気の入れ替えと掃除を兼ねて、クリスマスの飾りの一部を出してしまうことにした。
生のもみの木を買いに行くのにはまだ少し早い。
水やりをしても暖房の効いた部屋ではやはり元気を失っていくので、年明けまで綺麗に飾っておくためには、買いに行くタイミングもなかなか難しいのだ。
そこで、屋内に飾るリースだけ準備しまうことにした。
水やりができないリースは、暖房の効いた屋内用は模造品だ。
今年は3つ。
上の写真の透明のバブルは23年前のもの。紙の箱入りなところが大好き。
生の木と模造品とで何が違うかというと、とにかく香り。香りに尽きる。
毎年、家の中に3本はツリーを飾るが、面倒でも1本だけ生の木を選ぶのは、香りがいいからである。
朝、まだ暖房の入っていない部屋に降りてきて扉を開けると、もみの木の清潔で厳かな香りが充満していているのがすばらしい。
無意識に大きな深呼吸をしてしまう。
頭の中はアルム(アルプス)山中。
アルプスの山中の空気を缶詰にしたかのように薫るCire Trudonの名香、 Firに火を灯す。グラスも美しい。
アルプスの森林からツリーを運んでくれる...ヨーゼフ??
わたしはリボンのコレクターだ。
箱いっぱいの美しいリボン、シルク、サテン、モアレ、オーガンジー、シフォン、グログラン、ベルベット、ゴブラン織、ワイヤー入り、刺繍の入っているもの...ロマン。
夫がマメなので準備ははかどる。
彼のやる気にのせられて、ツリーまで飾りつけを始めてしまった。
加えたいものがあって未完に終わらせたが、これからクリスマス・イヴまで徐々に飾り付けをしたり、準備をしたりする雰囲気が好きだ。
旅行も準備期間の方がむしろ楽しかったりするように、クリスマスは準備期間がいい。
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