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Brugge Style
セカイ通信 ロンドン5
「セカイ通信 ロンドン編」の5回目、「ヴィクトリア&アルバート博物館で」がアップされました。
ミロワからスピンオフした「これから彩り重ねる人生 マチュアを楽しむ、ヒトマガジン」コレカラージュに掲載されています。
今回は「工芸とはなにか、芸術とはなにか」という壮大なトピックを取り上げています。
こんな複雑怪奇なトピックをシロウトが料理するのは到底無理なハナシなのですが、下手の横好きの家庭料理。よろしければぜひご覧ください。
過去の記事は:
第1回「ロンドン・ナショナルギャラリーで」(世紀末ウィーン、あるいは成熟とはなにか)
第2回「大英博物館で」(ワンダー・カーマー/驚異の部屋)
第3回「サーチ・ギャラリーで」(アート・ディーラーかプレイヤーか)
第4回「ガーデン・ミュージアムで」(イギリス式庭園の来歴は)
第5回「ヴィクトリア&アルバート博物館で」(工芸とはなにか、芸術とはなにか)
このブログ内での「セカイ通信 ロンドン編」ご案内はこちらから。
次回はロンドン博物館でロンドンの歴史か、ギルドホール・アートギャラリーのラファエル前派を取り上げたいなと考え中。
今後も「正しい」ことは書けませんが、「自分が知りたい」ことを泥縄で取り上げていきたいです。
自分以外のどなたかにも、ひらめきやきっかけになったらいいなあ...
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giselle m.nunez
マリアネラ・ヌネツは間違いなく
今世紀最高のバレエダンサーのひとりで
マリアネラは、
うまく言えないが、
彼女は関節や筋肉だけでなく「内臓」から体を動かしている。
そうでも考えないと、あのような動きは不可能だ。
今まで数えきれないくらい見たジゼルの中でも
一番「狂気」がほんものらしく見えたジゼルだった。
アルブレヒト役のVadim Muntagirovがまた素晴らしかった。
言うことなし。
夢、まだ覚めない。
(写真はm.marianelanunez.com, Johan Persson/ROHより)
オシポヴァ怪我、代役のラム病気、その代役で急きょヌネツの夜
当初の予定ではヌネツは精霊の女王ミルタ役で、こっちも楽しみだったのだが
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昭和は遠くに
最近のニュースで松本清張の「地方紙を買う女」が再ドラマ化されたのを知り、久しぶりに昭和の雰囲気にひたりたくなった。
単純な質なので、「地方紙を買う女」と「点と線」(両方とも2007年版)を二晩連続夢中になって見た。
「地方紙...」も「点と...」も、わたし自身の昭和の生活に似ているところは全くないのに、心の故郷「昭和の空気」を堪能できた。
あの、現実に体験したわけでもないのに、同世代の人ほとんどが心の中に持っている懐かしい思い出、なんていうんでしょうね。「集合的記憶」?「あらかじめ失われた時を求めて」?
電車はヤニ臭かったし、トイレは汚かったし、あの頃を必要以上に美化するつもりはないが、里心がついて困った。
特に2007年の「点と線」には、わたしでも知っている俳優さんがこぞって出演していて、「演技過剰」が気になるのを除けば大変おもしろかった。
橋爪功さんとか、小林稔侍さんとか、ええですな。警視庁の刑事連中がばりっとしている一方で、小林稔侍さんが田舎刑事であることが、体に合っていない背広とシャツに現れていて(またそれが絶妙に似合っていて)、唸りました。
次は横溝正史シリーズを見たくなってきた...
できるなら友達と夜中にヤイヤイいいながら見たい。
あるいは八墓村のような雰囲気の寒村によそ者として行ってみたい。
と、親友に話したら、今はイギリスにいるんだから横溝正史とか言ってないで、ポワロやクリスティのミステリの舞台を追っかけなさいよとアドバイスされた。
彼女にこっちへ長期で来て欲しい...
昭和を一緒に過ごした彼女に。
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宮廷道化と箱博物館
復活祭のおつかい物を調達するために
うさぎとアリス柄の箱に入ったマカロンを買いに行ったのだが
わたし自身、宮廷道化のモチーフに目がなく
「これアルルカンの、最後のひとつなんですよ」という
仏語なまりの魅惑的な英語にやられて
クリスマス時期の残り物だということは承知の上で
自分用にはこちらを購入した。
こういう箱って中身を食べたしまったらもうどうするでもなく
棚の中に永遠に眠り続けるアイテムなのだが
(娘が小さい頃はお店やさんごっこに使うという用途があったのに)
どうして買ってしまうのだろう。
箱博物館でも作ろうかしら。
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紅海老茶
赤に茶色の入った薔薇が大好き
香りもすばらしい
英国もだいぶ日が長くなり
春、復活の予感にあふれている
(タイトルに関して、一瞬「紅梅 老茶」という春のお茶があるのかと思ったよと
早速友達からメールが...ほんと、実際にありそうですね)
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