長風呂からあがって、コーヒーを飲みながら、表題のブラームスの交響曲を聴いている。
長湯で疲れてしまったうえ、夜食べた味噌カツで胃袋が重い。ゆえにブラームスか・・・もう、何もしたくないときに、この曲は最高である。動かずにずっと聴いていることができるから。動くのは打鍵する指と、コーヒーを飲むときに動かす右手ぐらいのものだ。どういう気持ちで、ブラームスはこの曲をつくったのだろう・・・そんな素朴な疑問が湧いてくる。美しくも、もの悲しくさえ感じるこのメロディ。ただ、静かに、聴き入るしか選択肢は存在せず、時に、涙すら流れてしまう。そう、いうなれば、この音階に縛られてしまうかのごとく。
とはいえ、明日は東京に帰るのだから、それなりに準備をせねばならぬのに、こんな状況でいいのだろうか・・・
と思っていたところ、ようやく第1楽章が終わった!ここで、切り替えねば、あと何十分も動けない。動くための曲に変更。ショスタコービッチの交響曲5番。そう、革命!なんとか、曲に合わせて部屋の片づけができるようになった(笑)。
明日の持ち物は変則的。ちょっと、いつもと違って大荷物。なんせ、休日にスーツでメンタルヘルス・マネジメント検定の会場に行くのもおかしいし。家内から借りたヴィトンのカバンに私服や靴を入れて帰省。そうそう、鉛筆等筆記用具も忘れちゃいけないし。本当、転勤だと思って東京で申し込んだのが滅茶苦茶裏目。面倒だし、荷物多いし、でも家内に会えるし、家族とも会えるし、プラスマイナスゼロってところか?
それはそうと、筆記用具を入れる筆入れは明星大学大学院の先輩がパッチワークで作ってくださった私の宝物!面識のない先輩なのですが、このブログを通じてお知り合いとなって、わざわざ、筆入れを送ってくださったわけで。本当、有難い限りです。それ以外にも、多くの方々から、様々なものを頂いたこと、この場をお礼申し上げます!同志の方々の恩情、忘れてはいけないのですが・・・それを思うと、今の、弛んだ生活を曝け出してしまっていることを無念に感じております。
昔の私は軟弱な中にも強さがあったのに、今じゃ、本当に、ただの軟弱者に成り下がってしまいました・・・やはり異郷の地で孤独な生活をしていると、すべてにおいて、緊縮してしまいますね。。。