新旧の鉄道&風景の撮影紀行

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489系H01編成の松任回送

2012年05月20日 | 鉄道

先日、485系サイトを見ると5月15日に金沢総合車両所(乙丸基地)に留置中の489系H01編成が

金沢総合車両所(松任本所)へ回送されたとの書き込みがありました!

廃車回送かどうかは不明ですが、下記の北国新聞によると今年度内に廃車されるようです。

昨年3月のありがとう489系(白鳥、雷鳥)の営業運転で終了した後は、乙丸基地に1年余り留置されていました。

最近になって今年の4月16、17日に映画ロケに使用されたので再度本線上を営業運転できるのかなと

希望を持っていた矢先の回送だけに再びボンネットの勇姿を見ることが出来なくなったようです。

小生は学生の頃から151系こだまのボンネットがかっこ良くてのノートにボンネットの絵を書いて落書きをしたものです。

その後長年にわたって東海道(山崎)、北陸、湖西線でいつも485系ボンネット特急を追いかけていましたが、

年を追う毎にその数が少なくなり雷鳥廃止前ぐらいからは、時折臨時、代走特急として見かけるぐらいであり、

この1年間は全く見なくなってしまい、何時も見慣れたいた者にとっては、寂しい限りでした。

小生にとっては、ボンネット485系は、私の脳裏、写真、ビデオの中で生き続けています! 青春の思い出として!

フオトは在りし日のありがとう489系のH01の勇姿です!

 

北国新聞掲載 

撮れたてニュース 【5月16日03時17分更新】

ボンネット型、最後の走行 金沢から白山へ

白山市の金沢総合車両所を目指して走る489系車両=白山市内(岩谷淳平さん撮影)

 急行「能登」や特急「白山」など約40年にわたり北陸線で活躍したボンネット型の4 89系車両が15日、廃車にするため金沢市の総合車両所から白山市の金沢総合車両所へ 移動した。年度内に解体されるため、走る雄姿は見納め。ボンネット型として全国で唯一 残っていた編成は行き先の入っていないヘッドマークを掲げ、静かに走り去った。

 交通科学博物館(大阪市)によると、489系は1971年から74年にかけ、計14 編成が製造された。北陸と東京方面を結ぶ信越線の横川—軽井沢は、国内屈指の急勾配で 、電気機関車と連結して運転ができるよう、485系を改良した点が最大の特徴という。

 当初は金沢—上野の特急「白山」や現在も活躍する特急「はくたか」で運用され、20 11年に廃止となった特急「雷鳥」でも使用された。その後、新型車両の増加によって編 成が徐々に減り、JR西日本金沢支社に残っていた3編成が金沢—上野の急行「能登」と して活躍した。

 独特の形とクリーム色に赤のラインが入った懐かしの「国鉄色」で鉄道ファンの人気を 集めたが、10年3月の能登の定期運行の廃止で、第一線から引退した。

 金沢支社によると、3編成のうち2編成は10年の6、8月にそれぞれ廃車となった。 全国で唯一残っていた編成は金沢市の総合車両所で保管されていたが、年度内の解体が決 まり、移動することになった。

 最後の489系は15日午前9時すぎ、金沢市の車両所を出発し、金沢駅にも停車した 。雨の中、約10キロの「ラストラン」を終えて午前9時29分、白山市の金沢総合車両 所に到着した。沿道で偶然、撮影できたNPO法人ヘリテージ・オブ・レイル北陸理事長 の岩谷淳平さん(36)=小松市=は「久々の雄姿に感激したが、これで見納めと思うと 残念でたまらない。ありがとうと伝えたい」と話した。