かりおかの実験室

実(体)験を書き綴っています。買ってみた。作ってみた。やってみた。行ってみた。使ってみた。・・・などなど。

タイマーIC555で、長時間タイマーの実験。

2013年05月26日 | 製作

タイマーIC555を使ったタイマー回路について調べていたら、いろいろな記事を目にしました(р_-)

・高精度である。
・精度は期待できない。
・長時間タイマーには使えない。
・15分程度までが限界でしょう。
・12時間は無理。
・容量の大きなコンデンサでは、漏れ電流の影響でスイッチが切れないことがある。
・良質なコンデンサを使えば、長時間も可能。
・大容量コンデンサは、不安定なので再現性が薄くなる。


ふ~む(-"_-)ゞ

長時間というのは、どれくらいのことなんでしょうね~?
容量の大きなコンデンサとは?
何を根拠に、できるとかできないとか言ってるのでしょう?
普通のコンデンサだったら、どの程度のことができるのかしらん?


ネットでは、参考になるようなデータが見つけられませんでした。
・・・というわけで実験ですっ(`_´)/

<実験装置>
使用したタイマーICは、NE555
20130526a
ブレッドボード上に基本的なタイマー回路を構成し、リレーを動かすようにしました。
自作の時間計測装置で、リレーの動作時間を計測しました。
コンデンサや抵抗は、手元にあったもので、特に良質のものというわけではありません。
電源は、マルチACアダプタで、6Vを使用しました。
20130526b 20130526c

<実験結果>
20130526e
さて、この結果をどうみたら良いでしょうね~(-~-)う~む
タイマーの精度として良いのかどうかの判断は、使用用途によるのかもしれません。
今回のものは、1つの計測結果として、”こんな程度だよ”という何らかの参考になればと思います
定量的な実測データというものは、なかなか見つからないものだな~と実感しています。貴重かもしれませんよぉ~(-o-)ヾ(^^; 自分で言う?

タイマーの機能としては、24時間以上の設定ができるのかどうかというのが、個人的に興味深いところでした。
実験結果では、計算値が24時間26分の設定に対し、結果は28時間前後となり、また、21時間23分程度の設定に対し、24時間超程度となりました。
時定数が大きいと、大幅に遅延が発生し、繰り返しでのバラツキも大きくなることが検証できました。しかし、今回の実験では、スイッチが切れなくなるということは、見られませんでしたので、何かを1日動かして、自動的にOFFにするといったことには、使えそうに思えます。

超長時間スリープタイマー!(・▽・)ヾ(^_^;) いつ寝るの?

今回は、比較的新しい(未使用だった)コンデンサを使用しました。劣化した場合には、モレ電流の影響が大きくなるかもしれませんが不明です。あしからず(-∀-)

こういう基礎的なデータを取得する実験は、地味な上に時間も手間もかかりますねぇ~。実は、上記結果を得るまでには、他にもいろいろと(やり直しを含め)下積みをしてましたので、なおさらです。

あくまで参考データということでお願い致します。何も責任は負えません。
信じるか信じないかは、あなた次第です(-_"-)ヾ(^_^;) 都市伝説かっ

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする