メガーヌ2.0は他の人が試乗中とのことで、待つこと約15分。フレンチブルーの1台が帰ってきたので、早速試乗に。内装は基本的に変わらず、今度は右ハンドル。シフトもちゃんとAT。さて、先ほどと同じく明治通りに出てみると、流石にRSのようなパワーはない。とは言っても、中低速トルクが豊かなので、街のりで不満はそれほどでないだろう。逆にRSから乗り換えて分かるのは、ボディ剛性の高さ。ミニとまではいかないが、国産より遥かにシッカリ感が高い。聞けば、欧州でこのクラスではトップレベルの安全基準とか。もちろん、足回りやふっかりしたシートという美点はそのままだ。残念なのは、ATの制御が日本向けではないこと。変なところでシフトダウンする。慣れの問題かもしれないが、気になるところ。
結論だが、ルノーメガーヌは想像以上にいいクルマだった。内装の質感、ATの癖さえ気にならなければ、むしろ斬新かつ先進的なエクステリアやモノの良さはオススメレベルに達している。もう少し安ければ、ブレイク間違いなしかな。