このモーターショーの最大の魅力、それは20種類以上にもおよぶ高級車の試乗会!!もちろん自らハンドルを握れます。今回も200名以上が試乗したとか。
まず一発目はロータス・ヨーロッパS!!
●居住性★★★
エリーゼよりもインパネ等は普通のスポーツカーに近づいてます。居住空間も多少改善されているかも。ただし、あくまでそれはエリーゼ比なので、ボクスターやマツダ ロードスターに比べれば断然タイト。視点も相当低いですね。アイドリングでの振動も大きめですが、走り出すとそれほど気にならないレベルです。
●動力性能★★★★
エリーゼとの最大の違いがエンジン。2Lターボエンジンは流行りのロープレッシャータイプで、低速から豊かなトルクを発生。ターボというより大排気量車のようなスムーズな拭け上がり。可変バルブの刺激的な吹けあがりも良いのですが、街中中心に楽しむならこちらの方がオススメ。個人的には気に入りました。重くなったとはいえ、車重は1tを切っているので、結構速いです。
●ハンドリング★★★★★
これぞロータスの真骨頂。軽さとミッドシップレイアウトという物理特性が生み出す俊敏なハンドリングは本物。よくある可変ギアレシオや初期応答だけ高めたなんちゃってクリックステアリングとはモノが違います。残念ながら当日は雨天のため、コーナリング等は試せませんでしたが、相当限界は高そうでした。
●総合評価★★★★
日常乗れるロータス。まさにコンセプトそのままでした。実はデビュー当初は”アホか、日常乗れるスポーツカー買うならボクスター買うわい”と思っていたのですが、試乗してみると、なるほどこれは商品として成立しています。他のスポーツカーでこの軽さは実現不可能ですから。オペルも同様のコンセプトで出していたときは販売が振るいませんでしたが、こちらはデザインもかっこいいし、なによりロータスブランド。エリーゼも楽しいのですが、買うならこっちかな・・と考えてしまいました(年かな・・・)。まさに”車は乗らなきゃ分からない”の1台。オススメです。
試乗動画はこちら!
エリーゼ&ロータス3 (NEKO MOOK 1214) | |
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ロータス・エリーゼ・パーフェクトブック (NEKO MOOK) | |
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