先日はMEGAWEBのクローズコースの試乗でしたが、今回はカーシェアの6時間パックを利用して、高速道路を走ってきました。
プリウスといえば、渋滞の多い街中ではハイブリッドの恩恵を受けられますが、高層道路では単なる非力なファミリーカーになってしまうというのが定説でした。この辺りが、ボディ剛性アップした4代目プリウスでは解消されているのでしょうか?ということで、今回は高速道路を中心としたロングドライブのインプレです。
●居住性 ★★★
まず乗り心地ですが、やはりボディ剛性アップが効いていて、安心感が高まってますね!特に緩やかなうねりのある路面での追従性が高く、変な揺すられ感がありません。この辺りはメルセデスのAクラス並みにはなってますね。
静粛性も悪くないです。
●動力性能★★★
さすがにパワフルとは言えませんが、追い越し加速含めて、踏み込めばあまり不満のないレベルになってます。特にパワーモードでは、アクセルへの追従性はイマイチではありますが、絶対的なパワーはそれほど不満がないのは大きな進化ですね。モーターのアシストを体感できます。
●ハンドリング★★★
今回のモデルはツーリングではないので、市街地では快適ですが、高速道路ではちょっとハンドルが軽すぎるのとサスの締まりが欲しくなりますね。ただ、ドイツ車とはまあ比較できませんが、少なくとも高速道路が嫌になるレベルではないです。
●総合評価 ★★★
予想通り、ボディ剛性の向上が至る所でプラスの効果を発揮してました!不安感や疲労感が大分軽減されているのはありがたいです。パワーもこれくらいあれば交通をリードできるレベルです。しかも大きなウネリのいなし方はかなり舌をまくレベルの仕上がりでした。モデルチェンジでも、大きく進化する車とキープコンセプトの車がありますが、新型プリウスは間違いなく前者ですね。これはオススメです。
では、動画をどうぞ!
続新型プリウスのすべて (モーターファン別冊 ニューモデル速報) | |
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