ランドローバーのティスカバリー3 2006年式に試乗してきました❗️
この時代のレンジローバーには少し試乗したことがあり、その外界とは隔離されたような世界観に感銘を受けました。ディスカバリーは、より内装がシンプルになる等、お求め安いグレードですが、足回りはエアサスですし、車高も高いので近い世界観が期待できます。では、試乗インプレです！
●居住性 ★★★★
今回は片道200kmとそこそこの距離を日帰りでドライブしてきましたが、いや快適ですね！ もう10年以上前の車ですが、このエアサスの設定が絶妙で、雲の上のような乗り心地です。車高も高いので、SUV含めほぼ他の車の天井より高い視界になるので、渋滞も苦になりません。静粛性も非常に高いですね。
内装はやはりレンジローバーと比較するとプラスチック感が強く、デザインも年式を感じさせますが、逆に気兼ねなく乗れるという意味ではいいですね。
●動力性能 ★★★★
さすがに4Lオーバーのエンジンは2t以上の車体でも過不足なく走らせます。しかもなかなか底力があり、田舎道で前を行く軽自動車等をオーバーテイクするくらいは軽々とこなします。音質もV8ならではの雑味のないもので、耳障りではありません。
●ハンドリング ★★★
英国車の素晴らしいところは、こんなに大きな車でもちゃんとハンドリングを煮詰めてあるところです！ これだけ巨体でサスも柔らかければ、コーナーでグラグラして怖い思いをしそうですが、望外に軽快に、不安なくタイトコーナーもこなしてくれます。
●総合評価 ★★★★
さすがは車好きの国民の多い英国の車ですね、快適かつオフロードも優秀
さらに普通の道でも気持ちよく運転ができるようにできてます。ネックは燃費で、今回は高速道路を多用しましたが、約リッター6kmでした。まあ、ロータリーエンジンはよりましですが、さすがに燃費のいい車が増えた昨今、ガソリンスタンドでお金が消えていくのはキツイですね。あと、外観は今でもかっこいいと思いますが、内装はそれなりに時代を感じさせます。でも、中古で100万円くらいで手に入る世界としては、一考する価値のある良い車だと思います！
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LAND ROVER STYLE 特別保存版―ランドローバーの全てをこの一冊に収録! (ぶんか社ムック 302) |
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