既にデビューから10年。しかし、最近GTーRがいいらしい・・との噂。
早速、日産グローバル本社で試乗してきました!噂の2017年モデルです。
●居住性★★★★
確かに、初期モデルと比較すると、びっくりする程快適になってます!!
足回りが実にしなやかに動きます!あのトラックのようなハードな乗り味は何処へやら。静粛性も大きく改善されており、ミッションの唸りだけでなく、外部からの音もかなり制限されています。噂によると、フロントガラスも変わってるとか。
内装も革張りで、価格なりの内装になってきましたね。あと操作系のフリクションが少なくてスムーズで気持ち良いです。
●動力性能★★★★★
パワーに関しては初期モデルから余る程だったのですが、さらに一回りパワーアップしてますね!どのみち公道では扱いきれないパワーですが、これぐらいあればライバルのフェラーリやランボにも引けを取らないですね。
●ハンドリング★★★★
車体がより軽快になった感じがします!前も素直で良いハンドリングだったのですが、今回は操る楽しさが加味されてますね。
●総合評価★★★★★
いや、素晴らしい進化ですGTーR!! 以前から速さについては世界で戦えるレベルではありましたが、それと引き換えにハードすぎる乗り心地や、やや無機質なハンドリングがネックでした。しかし、この2017モデルは、日常でも何の苦もなく扱える上質さを手に入れたようです。ロングドライブも余裕でしょう。何より、サスを柔らかくしただけとか、ハンドルを軽くしただけではなし得ない、シャーシやメカニズムといった本質の所に手を入れた、物としての良さを感じさせます。アウディやポルシェ、いや世界のスーパースポーツが全て向かっている方向に、ようやくGTーRも向かいだしたということでしょう。最近はニスモモデルといい、日産は本質を高める方向にシフトしてきていると感じます。ぜひ消費者としても、まやかしではない本物を見極める目を養って、日本の車を育てていきたいですね!
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新型GTーRのすべて―動的質感と快適性を磨いた完熟の2017年モデル登場 (モーターファン別冊 ニューモデル速報第540弾) | |
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