フェラーリGTC4ルッソに試乗しました!
GTC4はフェラーリの中ではかなりレアでリッチなモデル。シューティングブレークと言われる、ワゴンボディに大人4人が座れる空間を格納し、さらにエンジンはV12気筒で、駆動は4WD。ウリは快適性。おそらく滅多に試乗する機会はないと思われるこのモデル、果たしてその走りはどうでしょう?早速インプレです!
●居住性★★★★
いやーーー快適です!
後部座席を含めて大人4人がちゃんと座れる空間が確保されているのは立派です。乗り心地もコンフォートモードではしっとり快適。静粛性も高く、ロードノイズや風切音はかなり抑えられています。スポーツモードでも固すぎるようなことはないですね。
もちろんLクラスセダンのような快適さはないのですが、フェラーリの中では間違いなく1番快適です。
●動力性能★★★★★
さすが690馬力を発生する12気筒エンジンはパフフルですね。何より素晴らしいのは、ノンターボの12気筒エンジンの放つサウンドのなんと官能的なことか!他社はもちろん、フェラーリのV8でもこの粒の細かいしなやかな吹け上がりとサウンドは発生できません。これぞフェラーリエンジンですね。
●ハンドリング★★★★
スポーツモードにすると、巨体が信じられないくらいにスパッとノーズを買えます。フロントに6LのV12気筒エンジンが乗ってるとは思ませんね。レスポンスも機敏で、実に楽しいです。ただ、車重は重いので、調子に乗るとブレーキングでちょっとヒヤッとします。
●総合評価★★★★
いや、気に入りましたGTC4!快適な上にスポーティで、何よりこのエンジンは素晴らしいですね。特に最近はV8がターボ化していて、他社エンジンとの差が少なくなってきている中、この12気筒は素晴らしいです。まさに官能の世界ですね。3500万円以上出して、マイナーでリセールも良くない4人乗りフェラーリを購入できるのは、本物の金持ちだけだと思います。次はF12に試乗したいですね。
では、動画をどうぞ!