スバルのEV、ソルテラ(トヨタ bZ4Xの兄弟車)に試乗しました!
いやー、著名You Tuberを除けば、一般人では初かも知れませんね!
このために朝5時起きでモーターサイクルショーに行った甲斐がありました。
試乗したのは上級グレードでAWDのET-HSですが、スタンダードグレードのET-SSの内外装も見てきました。
早速、試乗レビューをお届けします!
●居住性★★★★
内装のデザインは凝ってるが、ちょっとビジーな印象はありますね。
ハンドルの上から覗く7インチ液晶メーターもデザインコンセプトは良いのですが、ハンドル下端に画面が隠れて見にくいです。
インフォテイメントモニターは12.3インチと大型で、サイズも位置もいい感じ。
上級モデルのレザーの質感と色合いは高級感があっていいですね!ただプラスチック部分の質感がイマイチ。ソフトパッド部分の見栄えもイマイチで触感も硬め。ダッシュボード周りのファブリックは質感も見た目も上質です。
エントリーグレードのファブリックシートやドアパネルは正直テラテラと輝いてて安っぽく、500万円以上の車としては残念。
見晴らしは良好で、特にAピラー周りの視界が広いのはGood。
乗り心地は意外に重厚。ボディ剛性、特にフロア剛性はEVの中でも高いです。
後部座席はアリアより広いですね!特に膝前スペースに余裕があり、フロアもほぼフラット。着座位置がもっと高ければ、より見晴らしが良かったのですが、代わりにフロアの高さが低めなので乗降性は良好です。
●動力性能★★★★
AWDは前後モーター合わせて230kwあるので、加速は力強くトルク豊かです。
ただ安定感が高いので、驚く程速いという感じではありません。
加減速でのピッチングが非常に少なく、常にボディが水平を保つイメージです。
●ハンドリング★★★★
ハンドルは重め。ステアリングは小径なので持ち替える必要がないのは楽です。
安定感の高さは、さすがスバル。雪道や悪路で走ってみたくなリマス。
路面からのFBもちゃんと伝わってくるし、ステアリングレスポンスも素直。
●総合評価★★★★
初のEVにしては、思ったより完成度高いですね。その分、内装の質感はもう少し頑張ってほしい。
加減速やコーナリングの挙動が人間の感覚にマッチしていて気持ちいいです。
エクステリアは見慣れると先進的で良いが、プラスチック部分の質感は500万円以上する車なのですから、
もうちょっと頑張って欲しいところです。
では、動画をどうぞ!