マツダ CX-60 XD Sパッケージに試乗しました!
●居住性★★★
内装の質感とデザインはいい。
静粛性は基本的に高いが、エンジン音が予想外に入ってくる。
時速100km以上で風切り音も入ってくる。
乗り心地はちょっと硬めで路面状況により横揺れや縦揺れが発生する。
極低速ではギクシャクしがち。駆動系から引きずるような音も聞こえてくる。
●動力性能★★★★
極低速トルクは薄い。なるほどモーターアシストが欲しくなる。
1500回転くらいからスポーティな吹け上がり。
ディーゼルにしては望外に回るエンジン。頭打ち感も少ない
トルクもパワーも十分以上。
猫科動物の咆哮のようなエンジンサウンドは勇ましいので個人的には好きだが、静粛性を求める人には辛いだろう。
●ハンドリング 評価対象外
ハンドルがヤバイくらいカクカクする。
5mm刻みしか動かないからまっすぐ走らないし、
コーナーの途中でいきなり反力が抜けるのは怖すぎる。
リコール未対応っぽい。
それをのぞけば手応えはあるし重量配分も良い。
コーナーではどっしり安定。
ハンドルの手応えは重め。
●総合評価★★
ハンドル問題は商品として成り立たないレベル。
それを除いても、足回りの煮詰め不足や静粛性に課題あり。
未完の高級車。
あとリコール未対応車を平気で貸し出すオリックスレンタカーの姿勢にも疑問。
雨の日に初心者が運転したら事故を起こしかねないレベル。
それでは動画をどうぞ!