スバル レヴォーグ STi sports R EX 試乗レビュー、
今回は高速道路編です!
これが中々、評価が難しい車なんです・・特に1.8ターボのGTと比較した場合。
居住性★★★★
街中・低速での しっとりした質感は見事。
中速の路面の荒れたところで内装の揺れを感じるところは惜しいが高速域ではまたピントがあってきてしっかりしっとりする乗り味。
1番評価が難しいのは、高速道路でも路面状況や速度域によって快適な走行モードが違うこと。もちろん、そういう車は他にもあるが、この車は特にシチュエーションを選ぶ傾向がある。その点、GTは意外にオールマイティーな乗り心地。
動力性能★★★★★
6気筒?と思わせるほどスムーズかつ気持ちいいエンジン。
驚くほどパワフルなわけではないが、市街地では高速を含め物足りなさを感じない。
ハンドリング ★★★★
全体的に少し軽めなステアリングフィールなので運転は楽。
反面、高速ではもう少しBMWのような手応えが欲しい。
AWDで安定しているのに、鼻先は軽く、コーナー出口ではFRのような挙動で走りが楽しい。
GTよりも速いが、走りの爽やかさはGTに軍配。
総合評価★★★★
ほぼドイツの高級車レベル。背中が触れる位置まできた感じ。
ボディ剛性をもう少し強く、重くして、ステアリング剛性と内装の建て付けをよりしっかりすると追いつけるかも。
アイサイトXは渋滞時の手放し運転が最高だが、視線判定は厳しい。
GTとどっちが良いかは正直好みによる。単純に上位互換ということではない。
パワーはSTiスポーツだが、GTでも街中では痛痒はない。
コーナリングスピードもSTiスポーツだが、GTの方が走りは爽やか。
乗り心地は、ハマればSTiスポーツだが、GTもオールマイティで悪くない。
詳細は、動画をどうぞ!