トライアンフ スピードトリプル1200RRに試乗しました!
カフェレーサーの最高峰ですね!どことなくレトロさを感じさせながらも先進性と融合した魅力的なデザイン。前後オーリンズのサスやブレンボのブレーキ等、最上級の走りの装備が備え付けられています。果たしてどんなバイクなのでしょうか、早速インプレです!
●居住性★★★
まずポジションは結構キツいですね。シート高は83cmと数値で見ても高めですが、実際は数値以上に感じます。前屈もキツめ。これでもバリバリのSSよりはマシなのでしょうが、私は短時間の試乗でも首が痛くなりました。。ただステップの位置は思ったほど後ろではありません。
乗り心地は多少硬くは感じますが、街乗りがハードという感じではありませんね。
●動力性能★★★★★
3気筒らしく、低速からトルクを伴いつつ、リニアに一直線に吹け上がります。1160ccという排気量を考えると低速はトルクフルな感じはありませんが、吹け上がりと加速はかなり鋭いですね!正直、街中ではほとんど上の方は使えませんが、天井知らずに吹け上がる感じ。さすが180馬力です。
ただ、音質は思ったより低めで、デイトナのように回転数に応じてサウンドやパワーが変わるようなドラマはないのが残念。
●ハンドリング★★★★★
ここも街乗りでは正直真価は計りかねますが、よく曲がるバイクです。といっても癖はなく、車体の立ちが強い訳でもヒラヒラしているわけでもなく、必要な分だけどこまでも曲がりそうな感じ。特に重心が低い訳でもなく、直4のように旋回中にジャイロが効いてる感じもないですね。3気筒っぽいです。
キツめのポジションもスポーティな走行では一体感が増します。ブレーキもしっかりよく効きます。
●総合評価★★★★
間違いなく速いバイクですね!カフェレーサーというより、最新の技術で作られたハードすぎないSSという感じ。見た目は文句なしに大人のスポーツバイクというイメージでかっこいいですね。高速・ワインディング・サーキットでは本領を発揮すると思います。
他方、街中をまったり走らせてて楽しいか?と言われると、退屈ではありませんが、そんなに楽しさは感じないというのが正直なところです。SSのいかにもという見た目が避けたいけど速いバイクが欲しい、という方にピッタリですね。
では、動画をどうぞ!