レクサス LS500h F Sportsに試乗しました!
LSシリーズは言わずと知れたレクサスの最上級セダン。元々はセルシオのUS名でしたが、日本でのブランド立ち上げと同時に国内でもLSの名前が使われるようになりました。外観がびっくりするほどスポーティに変わった現行モデルですが、快適性でライバルに後塵を拝するという残念な評判も。以前から気になっていたのですが、今回ようやく試乗できましたのインプレです!
●居住性★★★
乗りこんでまずびっくりするのが、フロントガラスがかなり傾斜してることです!この圧迫感はもはやスポーツカーのそれではないでしょうか。高級車としては異例です。そして乗り心地が固い!もちろんそれなりには快適なのですが、このクラスとしては固すぎます。高速道路のように路面がスムーズなところで、スピードレンジが上がってくると快適なのですが、街乗りで路面の凹凸があるところは、高級車とは言えない乗り心地です。
居住空間としては、後席はまあ快適ですね。静粛性も悪くないレベルです。
●動力性能★★★★
トルクフルかつスポーティなサウンドを響かせてくれます。パルス感がいいですね。
吹け上がりも俊敏です。
エンジンは悪くないですね。
●ハンドリング★★★★
よく曲がります。ふた回りくらい小さく感じるスポーティなハンドリングです。
ロングボディにしては立派ですね。
●総合評価★★★
うーん、残念な出来ですね。。LSといえば、静粛性と快適性で世界と渡り合える高級車でしたが、ハンドリングがちょっと。。というのが先代でしたが、今度は逆になってます。F Sportsというスポーティなモデルであることを鑑みても、これはスポーツセダンですね。まあそれを期待して買う方はいいかもしれませんが、そうするとBMW7シリーズの方がエンジンの楽しさやステアリングインフォメーションでは上です。快適な車ならメルセデスSクラスが鉄板です。スポーティな振る舞いやテイストを持つことはいいことなのですが、肝心の高級感や快適性がスポイルされているとなると、正直ざんねんだな。。と思いました。
では、動画をどうぞ!