マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

ボランティア

2006年04月21日 | PTA

PTAを始め、仕事以外の団体で役を引き受けると 「好きなんやね」 と言われませんか? 過去は、そんな風に言われると、何か損しているように感じていました。

最近は受け止め方も変化しました。 ボランティアは 「無償の奉仕」 というようなニュアンスで使われますが、語源は 「斥候」 という意味だそうです。 部隊で最も危険な任務を志願する者への讃辞だったのでしょう。

もちろん、現在はボランティアに命懸けで取り組むことはありません。 私自身の中では、「情けは人の為ならず」 という言葉が最もしっくりくるようです。

これは、二つの意味で受け止めています。

① 過剰な慈悲を掛けることは相手を甘やかすから良くない、という意味。

② 他人への情けや善意は回り回って自分に戻ってくる。 人へ良かれと思ってしたことも、結局は自分の為になるのだ、という意味。

私は、特に ② の感覚が強いですね。 ただし、自分に戻って来るのは直ぐではなくて10年後かもしれないし、ひょっとしたら自分の孫・子の代かもしれない、と思っています。

そういう感覚になると、直ぐに自分が受け取れるものは、自分の欲求を超えて、属する社会が発展することへの歓びではないでしょうか? 自分の属する社会が良くなって幸福になることが自分の幸福と思える、という感じでしょうか?

昨夜、ある会の理事会に出席して、より良くしていこうと一所懸命に議論する諸先輩を見て感じたことでもあります。 余談ですが、現会長が在任中は、微力ながらサポートさせて頂きたいと決意した会でもありました。